ダメ嫁の特徴とは
ダメ嫁。
帰省のシーズンになると(?)、ちらほらと、どこからか聞こえてくるこの、侮蔑的な単語…
ああ。
耳が痛いですね。
友達との会話では、
「ほら私、ダメ嫁だからさ〜」
と自虐ネタとして扱うことはありますが、
笑いに置き換えつつも内心、
私のようなリアルコミュ障で家事も苦手な人間にとって、
「ダメ嫁」
という言葉は、割と刺さります。
そうです、心当たりがあるからです(笑)。
でも、心当たりがあるからといって
(自分が「ダメ嫁」を名乗るはいいとしても)
もし夫とかから、他の外野から
「ダメ嫁だね」
て言われたら…!
暴れるほど激怒してしまうかもしれません(笑)。
ダメ嫁というフレーズ、わりと地雷だと思います。
ダメ嫁の特徴
そんな、既婚女性にとっては複雑なワードではある「ダメ嫁」。
実際に、ダメ嫁ってどんな嫁?
これ、結構シンプルで、誰もが納得のわかりやすい特徴があるかと思います。
具体的にあげると
- 家事能力が著しく低い
- 社交能力が著しく低い(挨拶まともにできないレベル)
- 常識の欠如
- 子育ての危機管理能力ゼロ
- 攻撃的(感情の起伏が激しすぎる)
- 度を越した怠けもの
- お金にルーズ
- 思いやりがない
などなど…。
うわ…
色々ありますね。
まあ、一言でいうと、
ダメ嫁=生活能力が低め
という図式が当てはまる気がします。
生活能力が高い嫁、つまり家事育児完璧、とか、バリキャリとかの嫁は、
いくら性格がキツかろうが、「ダメ嫁」というレッテルはあまり貼られない気がします。
やっぱり、稼ぐ嫁には頭が上がらないものなんでしょうか?
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ダメ嫁=悪妻?
ダメ嫁は、離婚する確率が高いのか?
というと
「必ずしもそうではない」
というのが私の実感です。
ダメ嫁でも、その「ダメさ」を、夫となる人がそれほど気にしていない場合は、離婚する確率はとても低い。
私の知り合いで、料理も家事も苦手(ものすごく)、人見知りで義実家ともまともに交流しない、でも、夫にはとても愛されている人を知っています。
また、気が強く攻撃的で、常に人の悪口を言っているような、一緒にいて心が休まらないのでは?というきついタイプの女性でも、夫側はそれがまったく気にならないらしく、
むしろ「はっきり物事を決めてくれるので助かる」と頼りにすらしているフシがある、そんな組み合わせの夫婦を知っています。
そう。いくら周りが
「あの嫁はちょっと…」
と思っても、夫は気にしない、夫とは相性が良いケースって、
いくらでもあって、そういう夫婦は、外野がなんと言おうと長続きするんです。
(たとえば野村監督とサッチーとかそういう感じですよね…)
夫婦は不思議で、やっぱり相性ってあるんだなと感じます。
いつまでも幼稚で自立心のない女性を
「可愛い」「守ってやりたい」
と思う人もいれば、
「しっかりしろ!」
とイラつく男性もいるでしょう。
おそらく、「守ってやりたい」と思うひとが夫になるわけです。
それでうまくいくわけです。(夫の気持ちが変わらなければ)
- ダメ嫁か否かは、周囲のジャッジ。
- 悪妻か否かは、あくまで、夫の受け取り方。
完璧そうに見える嫁がいても、その完璧さに息苦しさを感じて、逃げ出したくなる夫もいるし、
ダメ嫁のアンバランスな魅力に、新鮮さを感じる夫もいる。
周りの評価と本人の好みは、まったく別物なんですよね。
また、「ダメ嫁」というものが世に存在するというのなら、もちろん「ダメ夫」なる存在もあります。
浮気性だったり、お金にルーズだったり、育児非協力的だったり…
不思議なことに、世の中の「ダメ夫」のジャッジと、奥さんのジャッジは、割と近い気がします。
ダメ夫は、最終的に奥さんから切り捨てられる確率は、とても高い。
女性は、そういうところ、シビアで現実的なのかも…。
「ダメ嫁」にあぐらをかいてはいけない
私自身、ダメ嫁に該当する部分について、「仕方ないよね」と開き直っているところもある反面、
ダメな部分について、あぐらをかきすぎてもよくない!と自戒しています。
例えば、感情の起伏が激しく、急に不機嫌モードになってしまうところ。
産後の頃は、ホルモンの乱れかも…と理由をつけてましたが、産後ずいぶん経ってからもまったく同じで(汗)、
できれば直したい!「もっと穏やかになりたい」とずっと思っています。
夫には大目に見てもらってますが、やはり不機嫌をぶつけられて、嬉しいひとはいない。
「もう少しなんとかしたら」と呆れ顔で言われたりします。
呆れ顔で言われているうちはまだましで、なんにも言われなくなったらやばい、と危機感持ってます(笑)。
自分を分析して、疲れているときや、お腹が空いているときに、不機嫌になりやすいパターンがあるので、
なるべく疲れ切ってしまう前に休んでリカバリーしたり、疲れを持ち越さないようにしたり、お腹がすかないようにしたり(笑)
あとはマインドフルネスとかをして、不機嫌な自分を俯瞰して見るように努めたり、
本を読んだり↓
地道に頑張ってます。
努力すればできる部分、どうしても(先天的に)難しい部分、色々ありますが、やはり、人間、一人ではいきていけません。
お互いを思いやることは、人間関係の基本だ!と心して生活すると、色々なことが、不思議とうまく回り始めます。
夫婦は、凸凹の個性があっても、お互いを補い合い、協力し合って生きていくのが私の理想。
たとえダメ嫁だとしても、相手の一方的な負担になりすぎない関係性を目指して、精進していきたいと思います。