幼稚園のママ友グループラインの難しさ
子供が成長し、公園デビューや幼稚園入園など、少しずつ子供を介したコミュニティが広がりを見せると同時に、避けては通れないのが
ママ友とのLINE交換。
そしてLINEグループ作成。
私の場合、同じクラスのリーダーママ(卒園児が上にいる先輩ママ)が、
「色々な連絡事項があるので、みなさんでライン交換しましょう」
との呼びかけで、幼稚園のクラス全体でグループラインに加入しました。
それまでほとんどLINEを使いこなしていなかった私の、本格LINEデビューはこの時。
そして、LINEにはさまざまな機能があることをママコミュニティの中で知り、ちょっと感動。
同時に、
「便利すぎて逆にトラブル起きそう…」
とコミュ障の勘で感じました。
その勘は間違ってなかった。
私が思っている以上に、幼稚園のグループラインはトラブルが多かったのです。
最近は幼稚園でのライン交換禁止の園とかある。トラブル防止だって。

トラブルの8割はグループラインで勃発
グループラインでどうしてトラブルが起きるのかというと、
「感情のすれ違い」が起きやすいからなんですよね。
- 未読スルー、既読スルーにやきもき
- 一斉連絡の返答のタイムラグ
- 簡潔な返信で誤解を生む
- 悪口誤爆
- 主導権持つひと、持たない人が出てくる
「コミュニケーションの基本は、顔と顔を合わせて話し合うこと」
と、私の子供が通った園の園長先生にも、トラブルの後に諭されました。
顔を合わせて喋ればなんて事なかった出来事が、ラインでやりとりしたせいでこじれたことは幾度もありました。

トラブル体験談
これは、あるママさんのライントラブル体験談。
ライングループで大喧嘩→全員退出の悲劇 |
幼稚園の一人のママから始まった 「〇〇ちゃん怒られてたよー」 というラインが発端でした。 彼女に悪気はなく、ただ見たことを伝えただけだったようなのですが、グループラインだったのがまずかったのか、 否定的な意見に捉えられてしまい、 〇〇ちゃんママからの、 「だから何?」 という返信から、怒涛のように攻撃が始まりました。 怒られていたと伝えたママは、 「気に障ったのならごめん、そんなつもりはなかった」 と謝り、もう一人のママが仲裁に入ったのですが…焼け石に水状態。 そんな修羅場のグループライン、 「既読するのもちょっと悪い…」 と思った他のママ友達、総退出。 そのグループラインには、ついに最後には誰もいなくなりました。 仲裁に入ったママが、その後、何とか取り持ってくれましたが、同じメンバーでグループラインはもう作ってません。 そんなトラブルもあるので、ママ友とのラインやグループラインは、 注意を払って使った方がいいと思います。 |
こわい!こわすぎ!
ライングループから全員が退出
なんて事態、私はまだ遭遇してませんが、まあこういうトラブルがあったらいたたまれず、本当に退出するしかないのでしょうね…。
まずはグループラインで
「怒られてたよー」
なんて発言、
相手によっては
「お、公開処刑する気か?」(臨戦体制)
となり得ます。
こんなラインを、グループラインにぶっこんできたママも配慮にかけていますね。
これを宣戦布告として盛大に噛み付いてきたママもまた、同じように怖いですね…。
ラインは誤解を生みやすい
顔が見えない文字だけのLINEのやりとりって本当に誤解されやすいです。
特にグループLINEって話が進むとだんだん短文になってきます。
「了解」
「それでいいよ」
スタンプ投げっぱなし。
短文になってくると、相手の真意がわかりにくくなり、
「怒ってる?」
「ぶっきらぼうだな…」
「投げやり?」
こちらをリスペクトしてないんじゃないか、て思えてきて
不安→怒り、憎しみに簡単に変わっていく。
特にグループラインだと
「みんなのまえで恥かかされた…!」
とナーバスになりやすい。
幼稚園のグループラインは、通常の3割増し丁寧、へりくだり気味で、ちょうど良いよ。
グループライントラブルの防ぎ方
グループラインはとにかく丁寧に慎重に。
(反射的に何か送らないことが大事)
忙しいときでも、スピート重視でぶっきらぼうに返すくらいなら、時間置いてゆっくり返したほうが良いです。
あとは、とにかくグループラインを生活の中心に置かないこと。
未読が50件たまっていても、焦らない。
どうせみんなスタンプ押しまくってるだけで、大したやりとりなどされてません。
ラインとの関わりは最小限。。
いつも既読を遅くして、
「なかなか既読にならない返信遅い人」
と皆に周知させるのも大事。
基本はやっぱり、顔と顔を合わせて話すことです。
ラインに振り回されず、適度の距離感と思いやりで、ストレス少なく、ママ友コミュニティを渡っていきたいですね。