ママ友とのライン、トラブルの種になりやすい

ママ友とのラインは距離感が難しい

子供が成長し、公園デビューや幼稚園入園など、少しずつ子供を介したコミュニティが広がりを見せると同時に、避けては通れないのが

ママ友との「LINE交換」

小さな社会の公式デビュー(?)である幼稚園や保育園、同じ学年のママたちと、まずLINE交換をしましたか?

私の場合、同じクラスのリーダーママ(卒園児が上にいる先輩ママ)が、「色々な連絡事項があるので、みなさんでライン交換しましょう」との呼びかけで、クラス全体でグループラインに加入しました。

誰かLINEアドレス持ってない人いないのか?

と期待した(なんで?)のですが、残念ながら、皆(私も含め)LINEアドレスを持っており、あえなく交換。

それまで、ほとんどLINEを使いこなしていなかった私の本格LINEデビューはこの時。

そして、LINEにはさまざまな機能があることをママコミュニティの中で知り、ちょっと身震い&感動

グループライン、調整さん、投票、ラインスケジュール、スタンプ、アルバム、ノート…

ママ友コミュニティのためにあるのでは?(←そんなはずない)

と錯覚してしまうほど、ありとあらゆる、かゆいところに手の届く機能…。こんなの、ママたちが放って置くわけはない

同時に、こういう便利すぎるものって、

「便利すぎて逆に面倒ごと起きそう…」

というイメージも、コミュ障の野生の勘(?)のようなもので感じました。

結果的に、そのファーストインプレッションは間違ってなかった気がします。

ラインに甘えすぎない

つくづく思うんです。

便利なものは、クールに使いこなさなきゃいけないって。

便利なものに全面的に甘えて寄っかかると、必ず墓穴掘るんです。

こういう便利なものに甘えすぎると、コミュニケーションそのものが雑になったり、ちょっと気がそぞろになったりする。

そこらへんから、何かちょっとおかしい雲行きになったりするんです

起きるもめごとの8割は、グループライン

ラインで大体問題になるのは、グループラインでの出来事です。

こんなもめごと起きるんだから、グループラインなんてやめりゃーいいのにと思うけど、グループラインて本当にラクで便利なんで、一度使うとなかなかやめられないのは、きっとどこのコミュニティも一緒だと思います。

ラインは便利さと同時に

  • 未読スルー、既読スルーにやきもき
  • 一斉連絡の返答のタイムラグ
  • 簡潔な返信で感情が伝わらず、誤解
  • 悪口誤爆
  • グループラインで主導権持つひと、持たない人が出てくる

 などなど「感情のすれ違い」が起きやすい。

学校によっては、「ママ同士のライン禁止」のところもぽつぽつ出てきましたね。

色々理由はあるのでしょうが、やっぱりそれだけトラブルも多いのでしょう。

「便利な機能も良いけれど、コミュニケーションの基本は顔と顔を合わせて話し合うことです」

と、私の子供が通った園の園長先生にも諭されました。

もっともだと思います。

顔を合わせて喋ればなんて事なかった出来事が、ラインでやりとりしたせいでこじれたことは幾度もありました。

顔が見えないやりとりで疑心暗鬼になることも

これは、あるママさんのライントラブル体験談。

ラインから大げんかに発展
一人のママの、何気ない、〇〇ちゃん怒られてたよー、というラインが発端でした。

彼女に悪気はなく、ただ彼女が見たことを伝えただけだったようなのですが、それが、グループラインだったのがまずかったのか、否定的な意見に捉えられてしまったのか、〇〇ちゃんママの、


だから何?

という返信から、怒涛のように攻撃が始まりました。

怒られていたと伝えたママは、気に障ったのならごめん、そんなつもりはなかった、と謝っていて、もう一人のママが仲裁に入ったのですが、焼け石に水状態。


そんなラインを既読するのが悪い…と思ったのか、他のママ友達は、総退出。


私は、タイミングを逃してしまって、結局、未読状態で、そのグループラインには、ついに最後には誰もいなくなりました。


仲裁に入ったママが、その後、何とか取り持ってくれましたが、同じメンバーでグループラインは作っていません。


そんなトラブルもあるので、ママ友とのラインやグループラインは、穏やかな気持ちでラインをした方がいいと思います。

こわい!こわすぎ!

ライングループから全員が退出、なんて事態に、私はまだ遭遇してませんが、まあ、こういうトラブルがあったらいたたまれず、本当に退出するしかないのでしょうね…(勉強になります)。

まずはグループラインで「怒られてたよー」なんて発言、相手からしたら「お、公開処刑か?」となります。

ママという生き物は、こと子供のことに関してはプライドかけて生きてます

こんなラインを、グループラインにぶっこんできたママも、かなり配慮にかけていますが、これを宣戦布告として噛み付いてきたママもまた同じように怖いですね…。

顔が見えない文字だけのやりとりって、本当に本当に、細心の注意しないと、誤解されやすいので注意が必要。

特にラインって、だんだん話が進むと、短文になってくるじゃないですか。

「了解」とか

「それでいいよ」とか、

スタンプ投げっぱなしとか。

かなり短文になってくると、さらに相手の真意がわかりにくくなり

「本当は怒ってる?」とか

「ぶっきらぼうだな…」とか

「投げやり?」とかとか…。

つまり。

「こちらをリスペクトしていないんじゃないか?」

という不安、不満→怒り、憎しみ簡単に変わっていくんです。

私自身、そういう乱暴なやりとりにモヤモヤした経験、あります。

それが、特にグループラインだと

「みんなのまえで恥かかされた…!」

みたいな気持ちになり、よけい相手を敵視してしまう、という負のスパイラル…。

グループライン(幼稚園のクラスとか役員のとか)では、通常の3割増しは丁寧に、へりくだり気味で、スタンプ多めで投稿、くらいでちょうど良いと思ってます。

それくらいで、トラブル避けるにはちょうど良い、くらいに思ってます。

だからグループラインて、すごく疲れる。まあ、ママ友とのラインは全部疲れる。

だから、できるだけ関わりたくないです、ほんと(笑)。

ラインは必要最低限。腰は低めが肝心

ラインのやりとりは、普通にしていても、ぶっきらぼうだったり、偉そうに思われたりしやすいものだと認識しておいたほうが間違いないです。

そして、トラブルが起きやすいコミュニケーションツールだということも。

忙しいときでも、スピート重視でぶっきらぼうに返すくらいなら、時間置いてゆっくり返したほうが良いです。

あとは、とにかく、

ラインを生活の中心に置かないこと。

これ大事。

未読が50件たまっていても、焦る必要なんてなし。

どうせみんなスタンプ押しまくってるだけで、大したやりとりなどされてません。

ラインとの関わりは最小限に。これはトラブル回避のために重要です。

いつも既読を遅くして、

「この人はなかなか既読にならないし、返信遅い」

「ライン甲斐のないひと」

皆に周知させるのも大事です。

基本はやっぱり、顔と顔を合わせて話すことです。

ラインに振り回されず、適度の距離感と思いやりで、ストレス少なく、ママ友コミュニティを渡っていきたいですね。