【人付き合いが苦手なHSPママ】子育て中に困ったことと、割り切った今について

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人付き合いが苦手な人生

私、いまでこそ、世を忍ぶ人間ですが、

幼少期は、それなりに友達とうまく遊べるタイプでした。

親や教師からみても手のかからない子

「人付き合い」に苦しさを感じ始めたのが、中学時代の思春期。

中学の女子の人間関係って、本当に本当に、大変で。

(当人も、思春期真っ只中で、白昼夢みたいな世界ですよね、中学女子の世界って)

「濃い」「ドロドロ」

そんな思春期特有の人間関係に、疲労感や、苦手意識を持つように。

(一見、仲間内ではうまくやっているように見せつつも、実は細心の注意を払って、周りを気にしているようなタイプでした。毎日「綱渡り」みたいな気持ちでした)

いま思えば、その頃からHSP(人一倍敏感な気質)傾向があった気がします。

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (Highly Sensitive Person (HSP) )

でも、大学時代や社会人時代になると、さすがにそんな思春期の殻も破り、明るく、気さくに友達たちと過ごせるようになり、

「人付き合いに疲れてしまう」

不器用な自分とは、もう決別したような気でいたけれど、

やはり、傷つきやすい素顔は、年齢を重ねても相変わらずで。

(この頃、自分はHSPだと気づきます)

✴︎HSP:(ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な性質

表面上は色々とうまくやりつつも、

一度、気持ちが「負」のループに入ってしまうと、なかなか上がれない。

一人暮らしの家に帰ると、とにかくもう何もしたくない、誰とも話したくない、

ただただ布団にくるまってしまう時期もありました。

人付き合い、決して、嫌いなわけではないのです。

決して、人付き合いを、したくないわけではないんです。

楽しいときのほうが多い、と自分では思ってました。

でも、人付き合いしたあと、本当、動けないくらい疲れてしまう

言葉にできないほど疲れる。

こんなこと言えない。

みんな、普通に、楽しそうに人付き合いしているのに。

私はおかしいのだろうか?

人知れず、悩みました。

一人の部屋で落ち込みました

自分をよく見せたい?

この悩みに対して、近しい人には、

「自分をよく見せたいだけなんじゃないの?」

「逃げてるだけ」

「傷つくのが怖いのかもしれないけど、実際に、傷ついてもどうってことないよ」

など、アドバイスされました。

どれも当たってると思います。

私は、

  • 嫌われたくない
  • 「いやなやつ」て思われたくない
  • 自分を否定されるのが怖く、逃げる

臆病です。

でも、

「人に嫌われたくない」

「人によく思われたい(少なくとも悪いやつだと思われたくない)」

いう、ささやかな願いはダメなのでしょうか。

私は、これを「ダメだ」とはっきり否定されたら、
正直、ただでさえ弱いのに、
さらに逃げ場を失ったネズミのような気持ちになります。

嘘ついたり、誰かを傷つけたり、迷惑かけているわけではない。

ただただ、臆病なのは、ダメ??

傷つきやすいのは、ダメ??

強くないとダメ??

いつ何時も、逃げてはダメで、自分の心が血を流しながらも、自分の弱さと、対峙しなきゃいけないのでしょうか。

少なくとも、私は、人を傷つけたくない、とは思っている。

精一杯、自分の範囲で生きている。

それだけではダメ??

ママになり、人付き合いから逃げられない

大人になってから、私は割とうまく人付き合いをやれていた自負はありました。

職場の人付き合いも、疲れるし、無理もしたけど、致命的な「つまずき」はせずになんとか過ごせました。

でも、つまずいたのが「ママ友付き合い」

ママ友関係ほどプレッシャーに満ちた世界はないっ!

ただ「子供が生まれた時期が同じ」というだけの共通項で、あらゆるタイプの人間が同じ集団にボンと入れられ(笑)、

なんとなく「和気藹々とした雰囲気で」やるのが前提みたいな空気感。

無難トークに終始しようにも、ママ友ってバックグラウンドが色々ありすぎて、

何が地雷になるかわからないスリル(笑)!

そして、そして、

一度嫌われたら、二度と取り返せない、村八分の雰囲気〜!!!

女子中学生のときの世界観、久しぶりに思い出した瞬間でした…。

そして、子供がいる、という人質感

自分だけなら何とでもなるけれど、

子供や、子供の暮らしのコミュニティに影響あるかと思うと、下手なことできない、閉塞感…。

two women sitting on ground near bonfire
何が地雷になるかわからない!

私は、全力で感じ良く、ママ友付き合い、頑張りました。

でも周りとうまくやろうとすればするほど、私の疲労度はたまっていきました。

「子供のため」

と思ってやっていたけど、別に私がどう振る舞おうが子供は子供の世界で勝手にやっていました。

それに薄々気づきながらも、なにか強迫観念に追い立てられるように、

私はとにかく人付き合いの良いママを演じようと、必死でした。

あの、中学時代の自分みたいに。

そして、ある日、ぱたっと限界が来た。

これ以上無理すると、私、おかしくなる。

「やめよう。無理するの、やめよう。全部、人付き合いやめよう」

静かに決意したのです。

関連記事:【人付き合いの苦手なママ】て本当に損?

一人でお茶をする時間が一番落ち着く。

ママ友付き合いやめた方法

私は、なるべく誰にも察せられないように(笑)、

徐々に徐々に…

さりげなく、人付き合いからフェードアウトしていきました。

具体的な方法は以下。

  • ラインの返信を遅くする(徐々に、1週間遅れくらいまで)
  • お誘いをゆるく断る(2回に1回断る)
  • 断る理由は「ちょっとゴタゴタしていて…」で通す(体調が悪いのは本当!)

するとだんだん、みんな

「あ、放っておいたほうが良いのかな…」

と察してくれるように(笑)。

ただ、そうやってもなかなか距離が縮まらない人がいる。

そういう人に限って、いちばん疲れる相手だったりする。

状況を察してくれないグイグイタイプだったり、

あとは、自分自身が何らかの未練を感じている場合。

未練がある場合には、無理して距離を取る必要はないけど、

実際、未練はあるし、魅力的なんだけど、でもやっぱり会うと疲れるし、会ったあとにモヤモヤする、

ていう悩ましい場合もあると思います。

私もそういう経験がありました。

強気なママ友で、良い人でもあったし、正直しんどい相手でもあった。

どうしても最後まで離れるのが難しかった。

楽しいこともあったし、勉強になったり励まされることもあったし、でも同じくらい、そのママといて、傷つくことや、モヤモヤすることもあって。

離れたと思っても連絡が来て、私もズルズル、そのあとはモヤモヤ。。

私が下した決断は、やはり、距離を取ることでした。

何をそこまで意固地に?いいじゃん別に?と思うかもしれませんね。

でも、やはり、楽しいし刺激的だけれども、「心のどこかにモヤモヤが残る」

そんな状態がやはり、苦しかったのです。

ママ友付き合いをやめてみて

ママ友付き合いをやめてみてわかったこと。

ストレスが、スーッと無くなりました。

実は、もっと、寂しくなるかな、と覚悟してたんです。
でも、意外なほど、なりませんでした。

人付き合いをやめたら、

以前より優しい気持ちになれるように。

生活が、見違えるほどシンプルに変わりました。

誰かに好かれなきゃ

ラインの返信しなきゃ」

感じ悪くないかな」

とかを延々と考えることがなくなり、

頭がスッキリして、焦燥感が消えました。

家族にも落ち着いて向き合えるようになった。

(以前は、子供の相手もせずにママ友のラインのやりとりを必死で、予定も子供ではなくママ友にあわせて行動していた)

モデルケースは義母?

実は「人付き合いをしない」モデルケースの人物がいました。

それは義理の母。

人付き合いを、全然しない人なのです。

(もちろん、世間一般の礼儀上のやりとりとかはさすがにします)

理由は、

「え?人付き合い?ストレスたまるから」

て(笑)。めっちゃシンプルすぎる(笑)。

「イライラしてしまうくらいなら、付き合わないほうが良いの」

パッと見は、明るくて、人懐こい感じの義母なんですよ。

でも、感じよいけど決して人と深く関わらないw。(夫談)

でも、身内は大事にするし、子供をすごく大切に育ててきた人なんです。

私に対しても、もちろんび距離はあるけど(笑)優しいし、意地悪じゃない。

誰にも迷惑かけず、凛と、一人でご機嫌に生きている彼女に、私は憧れすら感じているのです。

今日もコーヒーを淹れて。 ご機嫌に暮らす21の方法

一人では生きていけない

もちろん、人付き合いをワイワイしながら、楽しく生きることは全く否定しません。

ずっとそういう生き方に、憧れを持ってきましたもん。

でも、できないものは仕方ない。

人付き合いに疲れやすいのは、もう生まれ持った性質だと思ってます。

そこを責めても何も始まらないから。

人は一人で生きていけない。

私は、私のできる範囲で、周りのひとを大事にしていきたい。

感謝の心を忘れずに。

それぞれが、自分の適正範囲内で思いやりをもってやっていければ、それでいいのではないかな、と今は思います。

大きな範囲でやっていける人もいれば、小さな範囲で落ち着いてやっていく人もいる。

人付き合いも、それぞれの個性にあわせて、無理のないスタイルでやっていくことが

その人自身の幸せへの道になるのでは、と思います。

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