家に呼びたがるママ友
幼稚園ママ時代、家に呼びたがるママ友さんがいました。
家に呼ぶ。
家に呼ばれる。
私は、神経質で人見知りで緊張しやすく、どちらも、正直、
とっっても苦手。
お互いのパーソナルスペースに入ることに、とても心理的抵抗があるタイプです。
(面倒な性格だ〜泣)
家に呼ぶなら、
- 恥ずかしくないくらいに掃除して整理整頓をしないと
- 飲み物、どうしよう…熱いの?冷たいの?
- お菓子、何が良い?
- 生々しい生活空間見られたくない
- なにか、恥ずかしいもの出してないっけ
などなど、いくらでもいくらでも「家に呼びたくない」理由をあげ続けられます。
お呼ばれされる側なら大丈夫かって?
全然そんなことないです。
それはそれで悩みは深く、緊張感が走ります。
- 手土産どうしよう
- 綺麗な靴下、はいてかなきゃ
- 下の子のトイレトレーニング中だけど、中止しておむつが良いよね
- おもちゃ壊したり、部屋を汚さないように
- 良い子にさせなきゃ
などなど。
公園で子供を遊ばせるときの倍は、気を張って、子供に口うるさく注意してしまう…。
そんなこんなで、幼稚園時代は「家にお呼ばれ」、かなりの苦手意識がありました。
家に呼ばれて、肩身の狭い重いして疲れるよりは、呼ばれずに自由に(ぼっちで良いので)母子だけ遊んでいたい、というのが本音。
ほんま、しょうがないママです(笑)。
人に振り回されずにご機嫌に子育てしよう。↓
自分の家に呼びたがるママの心理?
私は以前、先輩ママでもある友達に
「やたら家に呼びたがるママは要注意な人物が多い」
と聞いたことがありました。
本当かな〜?
とその時は半信半疑でしたが、
確かに、家に呼びたがるママ友の数パーセントは、そういう傾向がある…と、感じました。
✳︎(注:残りの大多数は、ただただ気前の良いママです)
なぜ、自分の家にママ友を呼びたがるのか。
一般的な理由は、
- 外だとゆっくりおしゃべりできないから
- 子供がわんぱくすぎて目が離せない
- よりプライベートで近いお付き合いがしたい
- いつもお世話になっていて、純粋におもてなししたい
太っ腹な人が多いです。面倒見がよくて。
先にも書きましたが、およそ8割は、善意オンリーの気の良いママだと思います。
ただ、少ない割合で、「要注意」なママも。
- 誰かの悪口を見えないところで言いたい
- 自分のテリトリーで、自分優位で場を仕切りたい(自分のペースに持ち込みたい)
- 自分が良いと思うものを、思う存分思い切り披露したい(ビジネス含む)
- なんでも言い合える近い仲になりたい(これは悪いわけではなく、距離感と価値観の問題)
など。
特に、おおっぴらに言えない悪口や、「ここだけの噂」みたいな噂話のは、ママ友の家で、最初の口火を切られることが、実際に多かったです。
「実は、〇〇さんについて、こう思う」
みたいなことを、自分のテリトリー内に人を呼んで言い出すのって、なんだかちょっとずるいなあとも思うのです。
その悪口聞いているだけで、なんだか共犯扱いされそうだし。
やっぱり招かれた側は、基本的に下手に出なきゃいけない気がして、
そしてそう思うようなママ友を、ちゃんとターゲットにしてる気がする(笑)。
そういう下手感を逆手にとって、ビジネスに勧誘されたり、なにかPTAの仕事をお願いされたことも、稀ではあるものの、実際に遭遇しました。
そもそも、家に招かれること自体が緊張して苦手な上に、そういう面倒ごとが増えるのは、もう、面倒すぎる…
と思い、「家に招かれる」ことに、より一層、警戒するようになりました(笑)。
家に呼びたがるママとの上手な付き合い方
たとえ相手のママが本当に善意オンリーだとしても、家に招かれるのは負担に感じてしまうタイプの私。
頻繁にガンガン誘ってくるママ友に、最初は(断りきれずに)お付き合いするものの、だんだん疲れてきて、お誘いされるだけでしんどくなってしまった時期も。
やはり、家に招くのが大好きなママ友というのは、基本的な価値観が、私とはちょっと違う…と最終的に、思いました。
お互い、仲良くなる相手、間違えてない?と。
家に招き合うのが大好きなママ友もいますから、そういうママ同士で家族ぐるみのお付き合いを楽しめばいいんじゃないかな、と。
もちろん、
「自分の家に招くならともかく、招いてくれるなら、いいじゃない、なにが問題なの?」
「あなたのようなコミュ障ママを、家に招いてくれる太っ腹ママなんて、素晴らしいじゃないか!」
「優しさや度量の深さを受け入れられないなんて、心が狭い、信じられない」
と思うでしょう。
それもその通り。
ほんとその通り。
ねじ曲がっているのはきっと私のほう!(土下座)
私も、本音で言えば、
家に誰かを招いてにぎやかにわいわい過ごせる素敵なママって憧れます(笑)。
でも私は、ママ友と、そこまでがっつりと、プライベートな空間に頻繁に出入りする仲になりたいわけじゃない。
これはただただ、価値観の違いなのです。
逃げていいんです。↓
何度か断るうちに、だいたいのママは
「あ、このひと。よそのお家に行くのが苦手なタイプなのね…」
とわかってくれます。
そして、そっとしてくれます。ありがたいことに。
でも、何度も誘ってくるママ友というのも、なぜか存在します。
でも大丈夫。
そういうママは、こちらがダメなら、他のひとを素早く探します!
「断ることを申し訳ない」と思ってしまうものですが、
相手は、自分の家に頻繁にママ友を誘うことができるくらい、そもそも積極的なママ。
断られてもすぐに先を見て、どんどん進んでいくはず。
自分のペースを守ればOK
子育て中は、ママ友コミュニティで、望むにしろ望まぬにしろ、
さまざまな関わり方を経験すると思います。
でも、大事なことは
「自分のペースを守る」こと。
これに尽きます。
自分のママとしてのペースを守ることが、
自分自身、そして子供達を守ることにつながる
と身を以て経験しました。
人と人との距離感、パーソナルスペースに関しての思いは、様々。
もちろん、相手も尊重する気持ちも大事。
でも、最終的には自分の気持ちがいちばん楽になる方法を探すのがベストかなと思います。
シンプルにいきましょう。