乳幼児育児でママ友ができなかった話

ママ友ができなかった乳幼児ママ時代

子供が乳幼児の頃、ママ友が全然できませんでした。

理由は多々ありますが、

人見知りだったから、と

あまりにも育児に疲れていたから

なども心当たりが大きいですが、それ以外にも私自身の大きな理由はあったこと、乳幼児育児が終わったあとで気づきました(笑)。遅すぎるっ!

児童館や子育て支援センターをさまよった日々

長子が産まれて半年ほどして、子育て支援センターデビュー。

支援スタッフの方たちとは比較的すぐに打ち解けたのですが、なかなか同世代のママ友ができません。

その頃は、「ママ友が欲しいなあ」という淡い希望を抱いている時期でした。

子育てで孤独を感じることも多かったし、「似たような境遇を語り合える気の良いママがいたら良いなあと」と漠然と思っていたのです。

しかし、なかなかママ友ができない。

児童館デビューもしたけれど、できない。公園行ってもできない。

はーなかなかママ友できないなあ。

今日こそは、行ったら誰かと連絡先交換できたら!

と思いながら、あちこち通う日々が続きました。

ママ友ができない理由

そんな感じで、なんとなく「ママ友欲しい」と思いながらも、長子が2歳になるまで、連絡先を交換したママ友ひとりおらず。

なぜか?

それは、

支援センターや児童館など、ひとつのところに毎日通い詰める、という行動パターンを私が取らなかったこと、が大きかった気がします。

気が向いたとき(時間も曜日もまちまち)、子育て支援センターに行ったり、3ヶ所くらいの児童館をぐるぐるまわっていたのです。

そうなると、毎回、いるママたちのの顔ぶれも違うわけ。

毎回、初めましてなママたち。

そりゃ、顔見知りだってできないわけです。

積極的に自ら話しかけない性格な上、決まった場所に出没しない行動パターンでは、ママ友なんてできるわけないのです。

やっぱり、

「いつも行く場所で、同じようにいつもいるママがいる。一言、二言、話すようになり、次第に仲良くなっていく」

というパターンが王道なわけです。ママ友同士の距離が近くのって。

そんな前提を踏まえない私…、ママ友ができなくて当然でした。

ママ友ができなかったけど、そもそも心から欲していなかった?

ただ、いま、乳幼児子育てからすっかり卒業して思うこと。

あのとき、ママ友ができなかった、というのは、

どこか潜在意識の中で

「やっぱりママ友いらないや」

と思っている節があって、それが自分でも意識せず行動に映されていたんじゃないかな、と思うのです。

毎回、子供を連れて遊ぶ場所を変えていた理由…、

それは、「自分がすぐ飽きてしまうから」でした。

同じ場所にいると、飽きちゃうんですよね。

あと、なんとなく場所にマンネリになるのも、無意識で避けていました。

ママ友関係でも、やがて同じスタンスを取ることに、未来の私はなります。

同じママ友といつもつるむ、ていうのが結構苦痛に感じたり、縛られたり感じてしまう。

よほど性格やウマが合う人出ない限り、ただ「子育ての悩みや愚痴」で繋がる相手とは、1時間も一緒にいたら飽きてしまう。毎週、会うなんてさらに「もう話すことないや」(相手も同じこと思ってるかもしれない)と感じて、だんだん疲れてきてしまう。

いま思い返すと、身動き取れない乳幼児育児の期間、決まったママ友を作らなかった(作れなかった)自分、グッジョブと思っています。

私の性格的には、それでOKだったのです。

ストレス度合いとしては、

ママ友との固定されたつながり>>>>>育児の孤独

だったから。

もちろん、育児の孤独が何にもましてストレスで辛いなら、ママ友関係を開拓するのは全然有り。

でも、私はママになってもやはりコミュ障でして。

気の合わない人と喋り続けたり、毎日やりとりしたり、ラインしたり、とかが相当負担で、疲れてしまう性質なんです。

それくらいだったら、孤独を噛み締めて育児してるほうがマシってタイプの人間なんです。

でも、乳幼児育児しているときには、そこまでもちろん達観できているわけなく。

あわよくば、ママ友作れたらいいなという気持ちは本当で、嘘じゃなかった。

ただ、結果的にできなかったことで、ある種のストレスは回避していた部分も大いにあるなあ、と今更振り返って思うのです。