幼稚園ママ友との付き合い
幼稚園ママって、子供達とどっぷり経験した今だから思うけど、
やっぱり少し特殊な世界だったな
と思っています。
子供もまだ幼くて、自分の世界を確立させる以前なわけで、なんにせよ、母と子のセットで扱われることが多い。
行動も母子セットが基本で、幼稚園の場合、保護者(ママ友)とつるむ機会や時間が多く、ぼーっとしてても濃密な人間関係に自然に組み込まれていくことがあります。
乳幼児期、まだまだ新米ママとしてわからないことや不安でいっぱいの子育ての中で、同じ境遇のママ友というのは確かに心強く、助けてもらうこともたくさんありました。
同時に、やはり「踏み越えてはいけない一線」のようなものを感じることもあり、
「親しき仲にも礼儀あり」
をきちんと解釈しながら、良好な関係を保ち続ける。
そういう独特な難しさがあった気がします。
そして、狭い社会のため、「一度ママ友人間関係でつまずく」と、もう終わり、みたいな緊張感も。
(でも、つまずいても大丈夫。どうにかなります。私の経験上)
そんなプレッシャーの中で、みんな「上手」に幼稚園ママ付き合いをして、卒園まで頑張っていく。
幼稚園ママの世界は、高等なコミュニケーション力や判断力、冷静さが求められることが多く、コミュ障ママにとっては、とてもハードルの高さを感じる場、でもありました。
私はうまくいかなかったり、悩んだり、ひとりになってみたり、たくさんジタバタしたクチでしたが、
みんなは、なぜ、あんな涼しい顔であのママ友付き合いを切り抜けられるのだろう…
謎に思い、実際に「幼稚園のママ友付き合いのコツ」に聞いてみました。
実録;幼稚園ママ友付き合いのコツ
実際に、幼稚園ママを経験したことのあるママさんに、幼稚園ママの付き合いのコツの経験談を、書いてもらいました。
コツ1:ある程度の距離を保つ
幼稚園ママ友との付き合い方で一番大切なのは「ある程度の距離を保つ」ということ。これに尽きます。
よく、ママ友を友達と勘違いしてズカズカ踏み込んでくる人がいますが、ママ友はあくまで子供を介した付き合いであることを忘れてはいけません。深入りし過ぎるとその分トラブルも招きやすくなります。特に幼稚園はママ同士の距離が近くなる場です。一度トラブルを起こしてしまうと後々尾を引くことになり厄介です。親同士がトラブルを起こしてしまうことで、その影響が子供にまで降りかかってしまう可能性もあります。そうなっては親子共に居場所がなくなり、不安に陥ってしまいます。そうならないためにも、メインは子供であることを忘れず、必要最低限の挨拶さえしていればまずトラブルに巻き込まれることはありません。挨拶をする際には笑顔を向けて印象を良くしておくことがコツです。周りが群れていても、自分は自分、気にしない!と流されないようにすることも大切。
やっぱりそうですよね。
距離を取る。これ、たぶん一番大事です。
この「距離を取る」て、一見冷たい感じに見えますが、
「寄り付かない」「コミュニケーションしない」
という後ろ向きなアレではなく、どちらかというと
「礼儀を持って接することを忘れない」
というニュアンスに近い、と経験者は思います。
コツ2:悪口を言わない、噂話をしない
幼稚園ママ友の付き合い方で二番目に大切なのは、悪口を言ったり噂話をしないということです。
これ、大事!トラブルの元は絶対これだから。
ママ友の中には必ずと言っていいほど噂好きの人がいます。噂好きな人はスピーカーになり得ますし、それがいずれ悪口となっていく傾向があります。噂・悪口・スピーカーはセットであると思っておくと対処法が見えてきます。大抵悪口や噂話をする人は、誰かをターゲットにすることで自分に注目を集めたいと考えています。人は噂話に引き寄せられる生き物ですから、その雰囲気にのまれてついうっかり一緒になって噂をしてしまったということになります。一度悪口や噂話に同調してしまうと、そこから抜けるのは至難の技です。しかも最初に悪口を言い出した張本人はずる賢いので、逃げたり人に責任をなすりつけるのも得意です。最悪の場合、自分が悪口を言い出した張本人だと吹聴されるかも知れません。そうなるととても厄介なので、悪口や噂話には乗らない、入らないようにしましょう。話している最中にそのような話題になった場合は、さりげなく別のことをしたりして会話に入らないようにするのがコツです。
奥深いご意見。
そう、悪口の場に、いちゃいけないんですよ。
いた時点で、もう半分トラブルに巻き込まれてるのと一緒なんです。
悪口言うママ友って、メンツはもう決まってます。だから、そういうメンツとは接点を持たないことが、本当に大事。
悪口って、聞いてるほうが疲れるもの。わざわざ疲れるような仲間の輪に、自ら入る必要なナッシング!
コツ3:プライベートなことは詮索しない
幼稚園ママ友との付き合いで大切なこと、三つ目は「プライベートは詮索しない」ということです。
これは、ついつい親しくなると、忘れがちなので注意したいところ。
代表的なものには、旦那さんの収入、勤め先、学歴等です。家庭のことやプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれて嫌な気持ちになったことは誰しもあると思います。昔からの友人ならまた気持ちは違うと思いますが、付き合いの浅い人からプライベートを聞かれるとこちらとしては構えてしまいます。ですからそれを相手にもしないようにすることが大切です。会話に困った時はつい何の気なしに聞いてしまいがちですが、絶対にしないように気を付けましょう。相手から家庭のことなどを話してきて初めて意見する、といった形をとるのが無難です。冒頭でも述べましたが、ママ友は友人とは違います。間には必ず子供を挟んでいることを忘れてはなりません。ママ友と付き合う上で大切なことは、無理に仲を縮めようとしたり、グループを作ったりせずにお互いが気持ち良いよい距離感を保てることです。
そうですね。
ぶっちゃけ、ママ友のプライベートって結構気になる時もあります。
でも、そこを踏み込んで良いのは、相手からオープンにしてきた場合のみ。
ついつい仲良くなると、おばちゃん根性で聞いてしまうことあるけれど、そこから微妙の温度差ができてしまう、てことも、繊細な幼稚園ママの世界ではあります。
気になっても、他人のプライベートの詮索は、やはりしないこと。
子供も母親の姿勢はよく見ています。
下世話に人のプライバシーの話をしているママの姿なんて、子供はみたくないはず。(特に女の子の場合は、幼稚園児でもちゃんとそういうの、分かってます)
流されないママになることが大事
以上、3つのコツをご紹介しましたが、やはり流されないことって大事だなと思いました。
流されがちだと、やはり関係もなあなあになったり、トラブルに知らず知らずに近づいてしまうことが多い気が。
ひとりだと寂しいから、子供がかわいそうだから、不安だから、恥ずかしいから…
そんな思いから、幼稚園で孤立しないようママ友関係に気を使ってしまうママは、ついつい人に気を使ってしまいがち。
その結果、流されてしまうこともあるので要注意です。
自分は自分!
ママ友はママ友!
という気持ちを持って、流されずに自分らしい幼稚園ママライフを過ごしていってほしいなと思います。