朝のママはすっぴん登園?
私が初めて幼稚園に子供を通わせた時に、びっくりしたこと!
幼稚園の登園時に、ママの「スッピン率がなかなか高い」ということ。
保育園に通わせていたときは、みんな出勤前だからか、どすっぴんのママを見たことがなかったのですが、幼稚園に転園し、朝のママのスッピン率の高さにカルチャーショックを受けました。
でも。
よく考えれば、超わかります。
朝の壮絶なバタバタ時に、メイクしてる時間なんて、本当に本当にない。
子供を送ったあとのスケジュールだってまあまあ過酷です。
そのまま送りの帰りに下の子とスーパー寄ってたくさん買い出しして、家帰ったら朝に派手に散らかった部屋を片付けたり、放置した食器が積まれた台所綺麗にしたりと、やらなきゃいけない家事がもりだくさん。
そして、お迎えの時間はすぐにくる…。
朝の登園時くらい、すっぴんでいさせて!
というのが幼稚園ママの切なる気持ちである、と徐々に共感するようになりました(笑)
メイクをしなくても許されるママとは
ただ!そうは言っても、私はどすっぴんで登園の送りをしたことが、実はありません。
どれだけ余裕がなくとも、BBクリームと色付きリップクリームくらいは塗ります(笑)。
「すっぴんでも許されるママ」
というのが現実的にわかってきたからです(笑)。
すっぴんで許されるママとは
- 若い(20代〜30代前半)
- 園バスで送迎(園まで行かない)
- 帽子とかサングラスとかでカモフラージュが上手
こういう条件を満たしていないと、やはりキツイなあ、としみじみ思うのです。
30代後半、園内までがっつり送っていって、先生やママ友と挨拶する園(なんならその後お茶に流れるママ友も)、帽子やサングラスが似合わない私には、やはり、すっぴんのほうがハードルが高すぎて…。
汚いオバさん、くたびれたオバはん、とリアルに思われてしまうのが恐い(←被害妄想?)。
自分のすっぴんは犯罪に等しい、との自覚から、5分ほどですが簡単なメイクはします。
若いハツラツしたママが、潔く、すっぴん+お団子ヘアで颯爽と登園しているのを見ると、
「いいなあ、潔いなあ、若いっていいなあ」
と羨望の眼差しで見てしまいます(笑)。
メイクは気分をあげる効果がある
私の住んでいた地域は庶民的な街で、
「朝から、ばっちりメイクも。ちょっと気合い入りすぎじゃない?」
という空気感があったため、すっぴんママが多発していましたが、住むところが違えば、事情は違うのかも。
昔(独身時代)、芸能人が多く住む地域で一人暮らししていたのですが、駅の近くに私立幼稚園があって、そこに、朝からズラーっと女優みたいに綺麗にお化粧したママたちが列をなして子供を送迎している姿を見て、
「あの人たちすごいなあ」
と思った記憶があります。
もちろん、私が通った幼稚園も
お迎えのときには、朝にすっぴんだったママたちも、綺麗に身繕いを済ませて子供を迎えていましたけどね(笑)。
まあでも、メイクって、何歳になっても、気分があがるアイテムです。
「余裕があるなら、ちゃんとメイクしたいなあ」
と常々私は思っていました(結局忙しすぎて、そんな余裕ないまま幼稚園時代は終わったけれど)。
やっぱりメイク、楽しいですもの。
仕事をしていない子育て期間は、むしろ流行を追った好きなメイクができた貴重な時代だった気がします。
あの頃、もっと色々なメイクに挑戦できればよかったなあ、と失った時間を振り返りながら思ったりもします(笑)。
でも、もうすぎたことですね。
きっと今、もう一度、あの激動の幼稚園送迎時代を送れたとしても、やはり私は、ヒーヒー言いながら、すっぴんに限りなく近いメイクで、朝からバタバタと子供を送迎していたことでしょう。