幼稚園ママ友との、卒園後の付き合いのリアル。

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

幼稚園ママ友との卒園後の関係

幼稚園ママ友。

おそらく、一番ママ友との関わりが濃いのが幼稚園時代。

子供と常に一緒の行動範囲の中で、さまざまな行事やイベント、降園後の遊びをともにし、同じ時を駆け抜ける幼稚園ママ友って、人生の中でもなかなか濃い結びつきだった…と振り返る人も多いのではないでしょうか。

私自身は、幼稚園ママとしての濃厚なお付き合いに疲れ、フェードアウトしたクチなので、たいしたことは言えませんが、薄い(ミニマルな)関係を貫いたため

「卒園後、急に小学校が別れたら疎遠になって悲しい」とか

「幼稚園時代より、小学校ママのほうが気兼ねない関係で、むしろ仲が深まった」とか

そういう、卒園後のママ友関係についての悲喜こもごもの経験は特にありません。

ただ、幼稚園時代より、小学校に上がってからのほうがしがらみがなくなったおかげか(なんでもかんでも子供とママがセットではなくなるので)、フランクに話せるようになった既知のママの知り合いは何人かいます。

ので、「卒園して悲しい」と思うより「卒園後のほうが楽になった」気持ちがやっぱり強いかなあ。

幼稚園ママ「大先輩」の卒園後の体験談

私の周りでも

「幼稚園時代のママ友の友情は卒園後も、一生モノだよ」

と話す人は結構多いのです。

私の母然り、だいぶ私より先に子供を産んだ同級生(先輩ママ)然り。

幼稚園ママとして、必死でママ友たちとすったもんだしながら色々なことを成し遂げた日々のなかで、お互い戦友のような気持ちになり、その後も良いお付き合いが続いていくのも、素敵ですよね。

これは、50代後半の大先輩ママの話です。

幼稚園ママ付き合いについては、結婚して続けていた仕事を辞め、引っ越し後に始まったのがスタートでした。

回覧板で目にした公立の幼稚園に入園。とにかく何でもしなくてはいけない幼稚園でした。公共のバスで幼稚園まで行くので、母親の中から、2人がその付き添いの人が選ばれ、10人以上の園児をバスの中でお利口にさせるのも、降りてから園まで歩かせるのも毎日一苦労。そういうことから始まり、運動会やお遊戯会もすべて親が係をしなくてはならない幼稚園でした。毎回その行事のたびにかかりを決めたり、一年ごとに会長なども決めて、その会長になった人が入園式や卒園式であいさつをするのも決まっていました。

うん!今でも親の出番が多い園はそんな感じですよね。30年前から変わってないんだなあ…。

今でもその頃の幼稚園ママ友、どの人に会っても話がはずみます。毎日大変だったし、いろいろなことがありましたが、学んだこともあったからです。

その時に率先して会長になった人は、子供さんが小学校や中学校に入ってもずっと執行部の仕事をしていました。その頃のお母さんたちはみな積極的で、小学校や中学校の委員長などをそつなくこなす人が多かったです。今も働きながら、自分で会社を興す人も出てきました。そうでない人は地域の中に溶け込み、もともとの近所付き合いを大事にしながら、よいおばあちゃんになっています。

いろいろなことがありましたが、人数も少ないし、それぞれが個性的な人ばかりでした。引っ越してもいまだに付き合いがあり、子供たちもいまだに仲良い人がいます。我が子の上の方は幼稚園の頃の友人一人とは高校も大学も就職もすべて違いますがラインで連絡を取っています。

うちの母も、まさにこんな感じでママ友と友情が繋がってます。

今では、「幼稚園ママの付き合い」というより、「近所の付き合い」みたいになっています。買い物途中で久しぶりに会って話しこんだり、カラオケ屋さんでばったり会ったり、その頃の自分の子供さんのことをいろいろ話してくれます。

同じ幼稚園というだけで、いまだにあの頃に戻って話ができるのは、いろいろな行事に家族ぐるみで参加したくさんの思い出があるからです。ママさんバドミントンまで、下の子の時は近所の人を誘ってやっていました。とても懐かしい思い出です。

頑張った日々はやがて宝物になる

私は、残念ながらママ友関係とは距離をとる道を選んでしまいましたが、そこに至るまでのなかで、葛藤や悩みととことん向き合い、自分に合った結論にたどりつく過程で、それなりに成長できたと思っています。

幼稚園ママ友は、濃密な分、楽しいことも苦しいことも誰しもあると思います。

向き合うにせよ、距離をとるにせよ、その時その時、きちんと向き合い、自分の中で答えを出しながら子供と共に歩んだ日々は、やがて宝物になるはず。

いま、もし幼稚園ママ生活真っ只中で、悩みや苦しさを感じていたとしても、どうか、悲観しないでほしい。

結果はどうあれ、懸命にすごした日々は、きっとあなたをすごく成長させるはず。

そこを抜けたときに、何倍もの強さと客観性、人を思いやる心を持っています。

子育ても、ママ業も、本当に大変で、そして社会的意義のあること。そのなかで頑張った日々を振り返ったとき

「頑張ってたよね」

「色々あったけど、成長できて良かった」

と思える日々が、必ず来るはず。(もちろん無理は禁物ですよ)。

そして、卒園後も関係が続くママ友は、たぶん自然に生まれます。

無理しないで、自分らしいペースで長く付き合えるママ友は、努力とかそういうのは関係なく、きっと自然にご縁が繋がっていく。

だから、卒園後の関係まで今からあれこれ心配しても仕方がないのです。

続くママ友は何があっても続いていくし、続かないママ友は、これも綺麗に離れてゆくでしょう。

毎日毎日を、自分らしく、歩んでいきたいですね。

色々悩みがちなママ友生活。自分にとって何が幸せなのか、そして他人にコントロールされない自分の軸を持つことが、日々の生活をストレス少なく過ごすコツだ、と気づかされた本↓。

「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方

悩みがち、他人の気持ちに敏感で疲れやすいママに、おすすめしたい本です。

子育ての一番の基本は、「あなたが幸せでいること」。ただ、それだけです。

という本のフレーズにハッとしました。

私も他人の感情に振り回されすぎていたけど、自分軸を持つように努力したことで、心が消耗しにくく、以前より前向きに過ごせるようになりました。