人付き合いが苦手なママです
私は人付き合いが苦手。
相手の空気を読みすぎて空回りし、勝手に疲れる、「自己完結型」のコミュ障です。
それでも学生時代は頑張ったり、いじけたり、色々とじたばたしましたが、それなりに、大事な友達ができました(すごく少ないけど)。それだけで満足、万々歳です。
それで、やっぱりですね、若い頃はじたばたしても、子供を産んでアラサー、アラフォーになってくると
「もう、あえて、疲れることはしなくて良いのでは」
というシンプル生活&シンプル思考に落ち着き、生きるのが楽になってきました。
ママになってやはり直面したのは、ママ友関係。
助かることも、楽しいこともたくさんありますが、面倒、しんどい、と思うことも多々ありました。
人付き合いが苦手なので、ママ友とのランチ会とか、PTAとかは基本的にとても苦手。
疲れてしまう。
いま思うと、すごく周りに敏感すぎたし(安定のHSP)、もっと楽な気持ちでいられればよかったのにな、と思うこともあるけれど、当時はただただ必死でした。
人付き合いが苦手なママの特徴
人付き合いが苦手なママに共通するのが
「正直すぎる」
こと。
- なぜ、お互い興味がないのに楽しく喋らなくてはいけないのか。
- 子供が人質に取られているようで、ママ友関係は緊張する
- ラインは面倒。みんなこぞってスタンプで返信するのが気持ち悪い。
- 子供のことで、正直、そんな盛り上がれない
などなど、自分の気持ちに正直で、なかなかグループのノリに自分をぴったり合わせることができない。もしくは、合わせることができたとしても、とても苦痛であとからボディーブローのように疲れが…。
そんなこんなで、「人付き合い苦手だな、わたし」とますます劣等感を抱き、悩み深くなっていゆく。
なんとなく、人付き合いが苦手だと、損してるなーと思うこともあって、モヤモヤするし…。
人付き合いの苦手なママにもメリットはたくさんある
そんな人付き合いの苦手なママにも、実はメリットはある!と感じています。
それは「無用なトラブルに遭遇しにくい」こと。
ママ友は、グループになればなるほど、ちょっとした揉め事が起きやすくなる。
そりゃ、いくら仲良くて、気が合うように見えても、基本的には子供で繋がる関係。
ちょっとした気持ちのズレが、嫉妬やマウンティングなどの女性独特の感情とあいまって、仲良しの形が、崩れていくことがあります。
人付き合いが得意に見える人ほど、実は色々とトラブルが起きやすい。
その点、人付き合いが苦手で、本人もそれを割り切った上で、集団とつるまず距離を置いていると、そういうトラブルに巻き込まれず、無風の状態で、子供と無心で遊べる。
他の子のママがおしゃべりで夢中で我が子を見ていないとき、自分は、一対一で我が子に向き合って、我が子の色々な表情をちゃんと目に焼き付けている。
それって、見方を変えたらすごく貴重なことだと思うんですよね。
人付き合いの苦手なママに心がけてほしいこと
人付き合いが苦手なことを気にした時代、長かったです。
もちろん、今でもちょっとは悩んでます。
でも、色々な経験を経て、
「いやむしろ、人付き合い苦手なママでも普通にやってけるじゃん」
と吹っ切れるようになったのは、上の子供が小学校に上がってから。
吹っ切れたら、自分でもびっくりするほど、楽な気持ちになりました。
それから、下の子の時は、それなりに濃い幼稚園人間関係も、無風の状態でやっていけました。
人付き合いが苦手なママに伝えたいことは、
「人付き合いが苦手でも、いいことだっていっぱいある」
「割り切ってしまえば、ほんと楽」
ということ。
割り切ること。ママ業をやっているとコレとても大事、と思わされます。
ホームーパーティーに誘われないとか、学芸会のとき談笑するママ友がいないとか、習い事を見守っているときもポツンとするとか、少し寂しく感じることもありますが、そんなの、はっきりいって一瞬。
それよりも、家に招かれて気疲れしたり、イベントの準備に追われてイライラしたり、子供が粗相しないか気をつけたり、そういうことのストレスからから解放されたことのほうが、ずっとずっと、私には大きかった。
みんなと一緒じゃなくて、良いのです。
大事なのは子供。そこがブレなければ絶対大丈夫
ママ友関係が希薄でも、必要な情報は、先生と普通に接していれば十分入ってくるので、全然大丈夫でした。
あまりママ友の人間関係やプライベートに詳しくなりすぎるのも、別の悩みをうむ可能性があります。
知り合いの社交的なママは、ママ友活動(?)に熱心になるあまり、上の子が放置気味になっていて、夫に怒られたと言っていたひともいました。
大事なのは、我が子です。
我が子がニコニコして、のびのびしてくれれば、それで十分。
学校が終わったあとまで、友達遊びやイベント事を引きずらなくとも、学校でじゅうぶん子供たちは交流してます。
人付き合いが苦手。良いじゃないですか。
自分の特徴を受け止めて、うまく距離をとって生きているママの生き様は、きっと子供にも伝わります。
人付き合いが苦手、という意識があるママなら、子供の気持ちや交友関係についても、色々な思いを汲み取れるはず。
一方的な意見を押し付けず、子供の特性を見守る度量の深さがある。苦労してきたぶん、そういうことができるようになったママは、子供にとって頼れる存在になれるはず。
人付き合いが苦手でも、子育て上手なママはたくさんいます。
自信を持って、自分らしくママ業をしていきましょう!
私もママ友が苦手で疲れていました。今年の春、娘が中学を卒業してから、ずいぶん楽になりました。
吹っ切れてしまうと楽ですよね。
自分と合う人達と付き合えるのが一番ですね。
珠州那 さん、コメントありがとうございます!
娘さんが中学ご卒業された先輩ママからのお話、とても深いです。。
自分と合う人たちと付き合う、とても同感します。そういう人とは、人と人として(ママとしてではなく)付き合っていけたらいいな、といつも思ってます。