大好きなママ友との関係を長続きさせるコツ

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大好きなママ友がいるという幸運

みなさん、「大好きなママ友」いますか?

「大嫌いなママ友」の話はよく聞きますが(笑)、

大、大、大好きなママ友!

の話はあまり聞いたことがないので、もし、実際「大好きなママ友」が今現在、存在しているなら、そんなママはすごくすごく幸運なんじゃないかな、と思います。

私もママ業を初めてかれこれ10年近く。ですが、「ママ友いらない」を公言しているような(ネット上で。リアルではそんな波風立つこと言いません)性格なので、悲しいかな、「大好き!なママ友」レベルの人はいません。

「ちょっと好きかも」「気になるかも」

みたいなママ友はちょっぴりいます。けど、シャイなので全然仲が進みません…!(それはそれで良いと思っている)

まあとにかく、「大好きなママ友」がいるって、本当に本当に幸運なこと。

ぜひそんな巡り会いがあったのならば、そのラッキーに感謝しつつ、大好きなママ友との縁が長く続くようにしていきたいものです。

大好きなママ友と良好な関係を続けるコツ

大好きなママ友と、これからもずっと良好な関係を続けていきたい!

そのための秘訣は、ずばり

私は私。ママ友はママ友

という基本意識を、根底にちゃんと持っておく。

これに尽きると思います。

どれほど仲が良かった相手でも、心が離れていく大きな理由のひとつが

相手に対する期待値が高すぎたり相手と自分を同一化してしまい、期待が外れて思わぬ怒りを感じたり失望したりし始めること。

「あんなに大事に思っていたのに…!ひどい…!」

(いやいくら大事に思ってても、他人が全てあなたの思い通りにはならないし)

「友達だと思っていたのに…!」

(そもそも子供を介した付き合いに、何を期待していたの?)

というヤツです。

  • 大事な相手なんだから、こうしてくれるはず!!!
  • 私の好きな〇〇さんならきっとこうしてくれるはず!!!

みたいな期待が大きすぎると、大体やがて歯車が狂い始めます。

ママ友という特殊な関係

特に、ママ友どうしって、感情の行き違いが、どうしても起こりやすい間柄だと思うんですよね。

なぜかというと、

ママ友という特殊な関係、つまり前提として子供ありきの関係が、純粋な「友情」を育みにくくさせている気がします。

ママは、家庭の中心にいる、責任重大な存在。

経済事情、子供の学校生活、受験、進学、PTA、家庭の事情…。

色々な背景があり、「ママ友」中心の生活は、当たり前ですができないわけです。

子供や家庭が第一優先なのは、ママとして当たり前。

ママ友の優先順位は、どうやったってそれより下なわけです。

でも、ママ友を大親友(=裏切らない、私を失望させたりしない)という名の、「自分の都合の良い存在」と勝手に思っていると、ほぼ必ず「そうはいかない」ことを痛感させられる事態が起きます。

(相手のママ友が、そんなことをあえてしたい訳ではなくともね)

精神的に頼り切っていればいるほど、そんな時に、ママ友への失望感が強くなってしまい。

恋と似てますね(笑)。

だから、恋に似た情熱ほど抱えて、「親友」ママ友に、依存しすぎたり期待しすぎないことが大事。

  • もし何かあっても、お互い家庭優先なのは承知の上。
  • でも、また落ち着いたら、一緒に楽しく過ごそう。

くらいのスタンスでいられるママ友のほうが、長く関係が続くし、最初こそ強い結びつきじゃなくとも、年月を経てゆっくりと、信頼感をお互いに育み、真の友情に発展していくんじゃ?と思います。

ママ友とは「親しき仲にも礼儀あり」。静かに大事にする

大好きなママ友。ずっと仲良くしていきたい。

そう思うなら、「静かに大事にしていく」と決めることが、長く良好な関係を続けていく最大のコツだと思います。

  • 干渉しすぎない
  • 困っているときはさりげなく手をさしのべる
  • 見返りを求めない

大人の友情って、そういうものだと私は思っています。

そしてやっぱり「親しき仲にも礼儀あり」

どれだけ仲が良くても、ママ友は、お互い子供を育てている最中の大人どうしのお付き合い。

変な馴れ合いで、雑な言動ややりとりが多くなれば、必ず関係はほころびます。

実際に幼稚園時代、ママ友どうしが意気投合し、盛んにイベントなどを家族ぐるみで行なっていた、仲の良いママ友どうしが、小学校に上がったとたん、なぜか目も合わせない関係になってる(汗)みたいな現場をいくつか目撃してきました。

そういう時の原因は、やはり

「距離が近くなりすぎたことで生まれたトラブル」でした。

お土産をもらってもお礼しなかったり、子供の子守を当たり前のように頼まれるようになったり、車に毎回同乗してきて、遠慮もねぎらいの言葉ひとつないなど…。

どれだけ仲が良くなっても、言葉使いやお礼、最低限のマナーは軽視せず、大人のコミュニケーションとして大事にすべきと思います。(そして、子供は親の行動を見ています。)

素直なポジティブ言葉を、大好きなママ友に贈ろう

もうひとつ。

ママ友って、子供の成長とともに自然消滅してしまうことも多いですよね。

でも、このママ友とはずっと仲良くしていきたい!

と思うほど大好きなママ友がいるならば、やはり日頃から(うざくない程度に)

言葉の贈り物」をしておくのがおすすめ。

「あなたがいてくれて良かった」

「一緒にいると楽しい、落ち着く」

「できればずっとお付き合いしていけたら嬉しい」

さらっと、素直に、ポジティブな言葉を贈ってみて。

どんな素敵で高価なプレゼントを送るより、ずっと心に残ります。

そういう小さな積み重ねがあれば、頻繁に会えずとも、良好な関係はきっと続いていくはず。

忙しい子育てのなか、友情を育むというのはとても大変なこと。

でも、そんな日々の中で「大好き」と思える心強いママ友がいるならば、どうかその素敵な関係を大事にして、ゆっくり、長く、紡いでいきたいですね。