ママ友がいないと、幼稚園では目立つ?
初めて幼稚園ママデビューしたとき。
私は「ママ友がいない」ことが恐怖で仕方ありませんでした。
ママ友がいないと、どんな感じになるの?とずいぶん戦々恐々し、入園前から不安マックスだった気がします。
特に気になったのが、
- ママ友がいないママって、やっぱり幼稚園では普通じゃない?
- ママ友がいないと、ママ友関係が濃密な幼稚園の世界ではやっぱり、目立つ?恥ずかしい?とか。
- 子供の関係にも影響あったりするのかも?とか。
考えれば考えるほど、ビビりのため胃が痛くなりました。
そして、考えるのをやめて飛び込みました(笑)。
結果的に、1人目の幼稚園ママデビューのときは、ほんと、私、頑張りました。
みんなに合わせまくり。役員とかお手伝いも張り切りまくり。
コミュ障なのに、笑顔振りまき、愛想よくして、ランチ会とかも無理してたくさん行きました。
どうしてそこまで頑張ったのかは謎。
やっぱり、ママ友いないのがこわかったから、かな。
その結果、心身のバランスがおかしくなって、体調不良になりました(笑)。
(そして2人目のときは、そのときの経験&反動から、一匹オオカミママを志すことになる)
いま冷静に振り返ると、
幼稚園ママだからって、なにも絶対ママ友がいなきゃいけない訳では全然なかった。
と、心底思います。
もちろん、幼稚園のママ友世界は、それなりに濃密。
仲良しグループは、毎日幼稚園帰りに同じ公園に集合して日暮れまでだべってるし、長期休みも一緒に家族ぐるみでキャンプ行ったり、平日昼間はしょっちゅうランチしたり。そういうグループも実際ありました。
(最初の頃は、多少無理してでもそういうのに入ってうまくやらなきゃ、と無理をして、結果的についていけなくなって、消耗したり色々やらかしました。)
でも、適度に距離をとっているママさんも、結構いました。
適度にどころか、ほとんどのママと結構な距離をとり、正真正銘「ママ友いない」ママも、幼稚園でしたが、存在しました。
で、そういうママは目立つかというと、確かに最初は、幼稚園ではそういう一匹オオカミ系ママは、ちょっと目立つ。
でも、それだけ。
なんてことないですよ。
よほど暇なひとじゃない限り、そういうママをやたら変人扱いしたり、問題視したりするママはいませんでした。
そういう人もいるよね、色々だよねー、という感じで。
1匹狼ママでも、最低限のPTAのお手伝いをしたり、基本笑顔で挨拶する人ならば、悪目立ちすることなく、むしろ身軽で爽やかな印象。
無理するくらいなら、割り切って1匹狼ママでいるのも全然ありです。
ママ友がいない人の割合
ところで、ママ友がいない人の割合、てどれくらいでしょうか?
私の個人的な体感ですが、保育園と幼稚園、両方を経験しているのですが
保育園:ママ友のいないママの割合=4割
幼稚園:ママ友のいない割合:1〜2割
といったところでしょうか。
保育園時代は、同じクラスでもほとんど姿を見かけたことのないママも普通に存在するくらい、かなり希薄な人間関係でした。(朝によく顔を合わせるママとだけ、雑談程度の顔見知りになるくらい)
幼稚園は、やはり何かと親の出番が多いのと、専業主婦の割合が高いため、どうしても「ママ友を作って当たり前」の雰囲気はあります。
でも、そんな中でもやっぱりママ友を作らないママは、存在するんですよ。
(世の中のママ友を作りたくない幼稚園ママ、安心して!)
多少、最初は「あの人、全然つるまないわね」みたいな感じで、みんなからちょっと気になる存在にはなりますが、
やがてみんな慣れてきて、「あの人はああいう人」みたいな承認を得られると(笑)、基本みんな放置してくれる。
時々、「クラスみんな、子供もママもみんな仲間でしょ!」みたいに団結したいタイプのママさんもいますが、そういう一匹オオカミママさんはうまくスルーしている印象。
ママ友作らない1匹狼ママさんは、仕事を持っている人も多いですが、持っていないママさんもいます。
そういうママさん、どうやってお付き合いをうまくスルーしているのかよく観察していたのですが、
いざお誘いを受けても
「習い事」「在宅ワーク」「いろいろ忙しい」「習い事」
とかうまくお誘いをかわしてました。
そして、一番重要なのが、まずは、お誘いを受けそうな場には長居しない。
幼稚園帰りにママ友がたくさんいる公園には行かないことですね。
1匹狼ママを貫くなら、ここ大事です(笑)。
少数派の生きる道
幼稚園で、ママ友いない、というのはやはり少数派ではあります。
でも、さびいしいから、と一度深入りしてしまうと、なかなかやめられないのが幼稚園ママ友事情。
なので、多少「異端児」と思われようが、気楽な「ママ友いない生活」を楽しむのは全然アリだと思います。
ママ友いないと子供の幼稚園生活に影響ある?
と心配するママもいますが、
子供は、子供の世界を、勝手に幼稚園で作ります。
ボスママの子供が、そのまま子供の世界でもボスなわけではありません(笑)。
あと、ママ友いないライフを快適に過ごすための最大のコツは
「不要な敵を作らない」こと。
「誰にでもにこやかに、そして誰にでも深入りせず」
を徹底させることが、そのために大事、と思ってます。
一匹オオカミママを貫くためには、感じよくするの、大事です(笑)。
別に、他のママが敵なわけではありません。
ただ、「深入りする気がない」だけ。
「積極的ではないけど、感じ良いよね、悪いひとじゃなさそう」
という人物像を目指すと、濃密だと言われる幼稚園ママライフを、割と気楽に、うまく切り抜けていけるのではないかな、と思います。