友達がいない40代主婦です
私は40代半ばのごく平凡な主婦です。
はい。友達はいません。
こう主張すると
「あら…寂しそうだし変わった人なのかな」
と思われそうですが、至って普通の平凡な主婦であり、
以前は普通に人付き合いをしてました。
しかし色々思うことがあり、「主婦で友達がいない」状態に。
「友達いない主婦カテゴリー」に片足突っ込みはじめて…早や数年（笑）。
「友達いなくて寂しくないのか？」
と問われれば結論としては
大丈夫。友達いませんが穏やかに、困ることなく生きています。
最初は友達がほしくて仕方なかった
…が、最初からここまで悟りの境地だったわけではありません。
この心境に至るまでには、時間がかかりました。
主婦になりママになり、最初は
「友達いないのが寂しい」と強烈に思いました。
友達が欲しくて欲しくて、必死で人に合わせ、笑顔を振りまき、
念願かなって（？）ワイワイと賑やかに主婦友達を作って交流していた時期も。
習い事とか趣味のサークルなどに顔を出し、しょっちゅうお茶をしていた時期もありました。
しかし潜在意識下では相当無理してたんでしょう。
その後、原因不明の体調不良に！！
実は、人と仲良くなるほど、私の人間関係の悩みが強くなっていったんです。
色々と考えすぎる、傷つきやすい性格が災いし、
ママ友特有の複雑な付き合いにも疲れてしまいました。
1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ
気づいたら毎日人の顔色を伺い、LINEの文面を気にする毎日。
本業の育児や子育てにも支障を来たし、
夫婦仲も悪くなり、子供もストレスから来るトラブルが発生。
「立て直すためには、人間関係を一度シンプルにする必要がある」
40代に差し掛かるとそういう思いに至り、
時間をかけて、少しずつ少しずつ人間関係をシンプルにしていきました。
他人の顔色ばかり見て、正直、家族をないがしろにしている感じでしたね（泣）。
そして現在、身近に主婦友達はいません。
孤独かと言われればそうかもしれません。
でも意外と穏やかな気持ちですし、なんとかなってます。
謎の体調不良もおさまりました。
無理してワイワイしていた時の焦燥感も消えました。
やっぱり無理してたみたいです。
体は心よりも正直ですね
（人間関係をシンプルにするに至った過程を綴ったブログ↓）
→人付き合いが疲れる。やめてみて、わかったこと。寂しさはないこと。
友達がいない理由
「もしかしたら、無理せず気の合う主婦友達がいれば、良い交友関係ができたのかも」
と思う時も。
でも、ご縁的にそういう主婦の友達と巡り合うことができませんでした。
「主婦で友達がいない人」
の理由は、本当に人それぞれ。
ただひとつ言えるのは、本人に問題があるわけじゃなくて
成り行き上、そうなってる
人が意外と多いのでは？ということ。
それは主婦という独特のポジションが関係していると思います。
実際になぜ友達ができないのか？というと
- 夫の転勤で、全く地縁のない場所で生活中。
- メールをこまめに返さない性格、気づいたら旧友ゼロ。
- 何もかも嫌になり、世を忍んでいる。
- 友人関係のいざこざのトラウマで、一切、他人を受け付けなくなった
- 育児、仕事、家事などが超多忙すぎて、「友達」という存在が生活に入る隙がまったくない
など。
今置かれた環境に関連した理由が多いです。
主婦の場合、環境に左右されることが本当に多いからね。。
40代は「友達いない」ピーク！
主婦にとって、一番「友達がいない」ピークの時期は、ズバリ40代。
小学生〜中学生くらいの子育てをしている時代ですね。
幼稚園時代のような濃密なママ友付き合いは減り、
成長期の子供たちのサポートにとにかく忙しい（塾や習い事の送迎、受験など）。
子持ちでなくとも、共働きの場合お互いの仕事の多忙さ&責任がピークを迎え（管理職になっている人もいるでしょう）、
家事も満足に回らない時期。
もし余裕がある主婦でも、周囲を見回すと遊ぶ相手がいない時期なんです。
友人のほとんどは忙しくて、なかなか予定も合わない。
結婚式などに呼ばれて一同再会、なんて機会も無くなり。
年賀状のやりとりや、インスタでいいね！を押すだけがコンタクトの全て、という人も多いと思います。
（実際に私も旧友とはそんな感じです）
そんなわけで、40代、どうしても友達と会う機会が減るお年頃。
会う機会が若い頃に比べて減ると、
「あああ、私、友達いないじゃん…」
と凹むことも。
でも、この時期って「どうあがいても仕方ない」時期なんです。
今振り返ってみても、どうしようもなく忙しかった。
友達と悠長に会っておしゃべりしている暇なんて本当になかったです。
この時期にガクンと友達の数が減っても、連絡が途絶えても、ある程度「仕方ない」と割り切ることも大事。
連絡が少し疎遠になっても、こちらからわざわざキレて絶縁しないよう気をつけてね。みんな忙しいんです。。そっと過ごしましょう。
どうしてもさびしかったら↓
潮目がかわる50代
ですが、50代になると、また潮目が変わるんです。
子育ても落ち着き始め、昔のママ友、学生時代の旧友と久しぶりに、どちらからともなくぽつぽつと連絡をとりあうようになり、昔ながらの交流が復活することも。
不思議なことに、再び集い始めるタイミングも、皆一緒なんです。
朝のファミレスにぜひ、行ってみてください。
50代以降の女性たちが、朝からめっちゃ楽しそうにモーニング食べながらおしゃべりしまくってますから！
40代でそういう集いはあまり見かけないけど、50代以降ではそういう集いをファミレスやカフェでよく見かけます。
だから、40代になって
「友達全然いなくなった、私…寂しい。。孤独。どうしよう」
と絶望する必要はないですよ。
私も、昔からの友人とは、また時期がきたら（お互いに余裕のある時間が出てきた時期）きっと会える、そう思っています。
大事なのは、
- 余裕がないときは、無理しない。
- あがいてもロクなことない。
- 友達がいない時は「そういう時期」と割り切る。特に40代。
- 繋がる人、ご縁のある人は、疎遠な時期があってもまた元に戻れる。
そう肝に銘じておくこと。
ご機嫌に生きていれば、また思わぬ色々な波がやってきますよ。
ご機嫌に生きるヒントが詰まってます。↓
友達いないと寂しい？
友達がいない主婦は、ズバリ寂しいのか？
これは、人によりけりですが
「寂しくない」「そんなこと思う暇ない」と思っている人も実際多いです。
個人的には、
「寂しいとか言ってるヒマないくらい、毎日忙しいよ！！！」（なぜかキレ気味w）
て感じです。
「寂しい」と感じるタイプは基本的に生活に余裕があるのかもね。
（経験上、余裕がないと「寂しい」という感情すら湧かない（笑））
寂しさを感じやすい人の特徴としては
- 若くして結婚して、友人の誰とも話が合わなくなった…、みたいな早婚タイプ。
- 「本当は友達が欲しい」と思いながらも、なかなか行動に移せない人見知りタイプ。
一方で
「寂しくない」と思う人の特徴としては
- 一人でできる趣味がある
- とにかく忙しい
- もともと一人が落ち着く
- 姉妹や母親など、なんでも言い合える親族がそばにいる
が挙げられます。
また、過去の私のように
「友達いないのは絶対に寂しい〜〜！」
という強迫観念に取り憑かれて頑張った結果、過剰適応を起こしてメンタル崩壊、
結果まわりまわって
「友達いなくても大丈夫」
という境地に達することもあるでしょう。。
若い時のほうが、「友達いないの寂しい」「友達いないの恥ずかしい」という気持ちに囚われていた気がします。
あとね、主婦になってつくづく感じたこと。
若い娘みたいに「本当の私をわかってほしい」みたいな感情で人付き合いしないこと。
それを求めるのは重いし、相手から「メンヘラ気質？」と引かれます。
最初から「本当の私をわかってくれる友達がほしい」みたいな気持ちで友達作ろうとするとね、
経験上、失敗します。
変な人にだまされたりもしやすいのでご注意を。
もし、
「友達できないな。寂しいな」
と思ったとしても決して焦らないこと。
そういう時こそ、じっくり本を読んだりして、来るべき未来に備えて心の充実を図りましょう！
本を読むと、誰か友達と話しているような心の落ち着きを取り戻せますよ。おすすめです。
「友達が欲しい」のにいないシンプルな理由
友達が欲しい！
なのに、いない！
なぜ、どうして！！！！！
と悩む主婦の皆さん、まずは落ち着いて。
もしかしたら自分では気づいていない理由があるかも？
自分では気づいていない理由…だと？
それは何か。
ずばり…、
相手の感情に無頓着ではありませんか？（自分自身の感情には敏感なのに）
もしくは、人を羨ましがらせるものを、無意識に持っていませんか？
たとえば…
- 人の話を実は全然聞いていない（バレてます！）
- 気に入られようと、モノをあげたり親切の押し売り
- 好かれようと、思ってもないこと言う（バレるし、かえって印象は悪化）
- 好かれようと、ざっくばらんにしすぎ（フランクなつもりでも、相手は失礼と思う可能性）
親切の方向性が間違っている
こちらはとっても親切にしているのに、
相手が思ったような反応をしてくれない場合。
気軽な雰囲気を全身から出してウェルカム状態なのに、
なぜか仲の良い友達がなかなかできない場合、
方向性が間違っている可能性が高いです。
相手にしてみれば、褒めてくれたり、やたら親切にしてくれる友達より、
何気ない会話をきちんと聞いてくれる友達のほうが、ずっと価値がある友達なのかもしれません。
フランクで親しみやすく話しかけてくる友達よりも、一定の距離や礼儀を大事にする友達が好きなのかもしれません。
嫉妬されている
また、自分が恵まれていることに無頓着な女性も、正直友達ができにくい。
主婦は、他人の幸せに敏感です。
恵まれている人の言動をよく見ています（ホラー調）。
- 人より自由な時間をたっぷり持っている
- お金を持っている
- 美人でチヤホヤされる
- 学歴が良い
他にも、子供が賢かったり、習い事の先生に好かれていたり、良い車を持っていたり。
いくらでも「恵まれポイント」は見つけられるものです。
些細なことで、何かありませんか？
「恵まれている感」と「無邪気さ（＝無頓着）」のセットを見ると、自動的に
「嫉妬」「意地悪したくなる」そんな気持ちを持ってしまうを感じてしまうのが女性。
まさに、女性って難しい。
だから「なぜか友達ができない」と悩む主婦の人は、自分を冷静に振り返ってみましょう。
なにか他人にうらやましがられるもの、持ってない？
それに対して無頓着なまま、無邪気に他人に接していませんか？
それに気づくだけで「友達づくり」はスムーズになるはず。
もちろん卑屈になる必要は全然なくて、
ただ、他人への「配慮」「想像力」をあともう少しだけ働かせると、
交友関係がぐっと広がるはずです！
ご機嫌に時を待つ
友達は
「よし、作ろう！」
と思って作れるものじゃありません。難しいですよね。
場所、タイミング、年齢。
まさに偶然のかたまりで「本当の友達」ができるのは奇跡に近いことだと感じています。
私自身
高校や大学で続いている友人ってどれくらいの確率なんだろう？
て考えてみたら、
→1学年300人の女子校で、いまだに友達なのは2人。
まさに150人に1人の確率！！
…そう思うと、
主婦になってから150人の人に出会ってやっと1人と仲良しになる。（✳︎コミュ障の私の場合）
「え、150人も主婦と出会ってる？」
と思うと、全然出会ってない（笑）。
だから主婦になって友達できるのって、やっぱすごいレアなんだと思いますよ。
まさに「ご縁」！
でも、そのご縁はもちろん「ゼロ」じゃない。
日々生きていれば、必ず「チャンス」はやって来る。
- 笑顔で前向きに毎日過ごす。
- 相手の気持ちを考える。
これが、ご縁をたぐりよせる最大の秘訣だと思います。
前向きで、ご機嫌な気持ちで生きていると、その前向きオーラに吸い寄せられるように、同じタイプの人が引き寄せられてくる、と聞いたことがあります。
まんがで叶える 引き寄せの法則―――思い通りに幸せを手に入れる
なんかわかる気がします。
ニコニコ感じの良い人のそばには、自然と、その人にふさわしい素敵なひとが集まってきますもん。（←私は傍観者だけど…）
だから、友達が欲しいのなら、まずはご機嫌に過ごすこと。
ひとつひとつを楽しんで、前向きなオーラを放つこと。
（毎日、ワクワクすることや嬉しいことを、想像したり振り返ったりすることを意識づけすることが大事！）
それさえ心がければ、遅かれ早かれ、良い出会いがあるよ。
友達はいなくても大丈夫。
もちろん、いても大丈夫。
欲しいなら、焦らず前向きに。
自分のペースで、どれを選んでも大丈夫。
選ぶのは自分です。
納得のいく決断をすれば、きっと後悔はない！
皆さんが、自分らしい生活を送っていけることを、心から応援したいです。
ご機嫌に行こう。おすすめの本。
