高齢出産は体力きつくて育児がしんどい?
私は、36才でひとりめの子供を出産。
まあ、高齢出産ですが、最近はそんなに珍しくないですよね。(…ね?)
そして、さらにふたりめを40代で出産。
幼稚園入園の際にも、同学年のママで同い年の方が何人かいて、
「あれ、意外と多いんだ」
とびっくりした記憶があります。
私としては、20代に仕事も遊びも旅行もたくさんして、たくさん泣いて笑って悩んで楽しんで、とめいっぱい駆け抜けて、本当に自分のことしか考えない時間をたっぷり過ごしたので(笑)、
それが落ち着いてから子育てをスタートできたことは、
「そんなに悪いことじゃないかな」
と割と高齢出産にポジティブな気持ちもあるのですが、
現実問題、
「育児の体力」のなさだけは、高齢ママはきついな〜(笑)
と思うことはしばしば。
若い頃に出産できてたらまた違うのかな。とか思うことも、やっぱりあります。
年齢は関係なく、もとの体力の差?
しかしですね。
42才でお子さんを出産したママが、同じ幼稚園にいらしたのですが、
めっちゃ元気。
若いママたちより、ずっとパワフル。
見かけも若く、スポーティー系美魔女。
そんな、若いママからも憧れられている、すごく素敵ママがいたのです。
そのママ、運動会の保護者リレーでも当然アンカー。
かっこよく走る姿に、ママの子供もとっても誇らしげでした。
そのとき気づいたのです。
育児の体力勝負って、年齢よりも、もともとの体の鍛え方のほうが大事なんじゃなかろうか。
て。
失礼ながら、若いママでも、疲れやすいんです、と言って実際子育てしんどそうなママもいるし、若いから、みんなハツラツ育児!てわけでもない。
高齢ママで、ヘトヘト代表の私みたいなのもいるけど、
生き生きと子供と公園で遊んでいる高齢ママもいるわけで。
たぶん私…、
若いときに産んでも、
今と同じくらい
「体力ない」
を連呼しながら、疲れてそう…
と思いました。
育児体力をキープするコツ
体力ってどうやったらつくんだろう?
私も色々、試行錯誤してきました。
参考:無理なく体力をつける方法は? 体力アップする運動と食事
有酸素運動とか、筋トレとかが基本なことは了承ずみ。
でも、子供がちっちゃい時、そんな余裕はなくて。
それでも、工夫次第で体力をキープするコツってあるんですよね。
私が感じたことは、
「気持ちが落ちると、体力がないように感じる」
こと。逆に言うと、
「ウキウキ前向きだと、体力のなさが気にならない」
同じ体だけど、気持ちの持ちようで、体の重さやだるさが、全然違うな。と感じたのです。
気持ちのケア
まずは
「体力ないな」
と思う時、
「心に元気がないかも?」
と自分をケアすることが、大事。
ひとりで落ち着く時間をとったり(なかなか難しいんだけどね)、温かい飲み物飲んだり、心をリラックスさせてあげてください。
姿勢を正す
あとは、生活の中で姿勢をよくするように気をつける。
これだけでも、全然違います。
子育てしてると、どうしても前かがみになったり姿勢が悪くなることが多いので、姿勢をよくするだけで、血の巡りもよくなり、疲れにくくなります。ほんと。
栄養のある食事
あと、栄養のある食事。
子育てってストレスたまるから、お菓子とかちょいちょい食べちゃうけど、食べても食べても全然疲れが取れない経験ありませんか?
糖分って、一瞬は血糖値あげて元気にしてみせるけど、そのあとに血糖値が下がるとき、どっと疲れや倦怠感を感じてしまうから、甘いものをたくさん食べても、結局疲れがたまるだけの場合も。
それよりも、筋肉の元になるタンパク質を取ると良いです。
私は、お腹がすいてイライラしたときには、お菓子を食べても本当の意味での満足感が得られないと痛感し、
- 玄米おにぎり
- 卵スープ
の素食セットを食べるようにしたら、びっくりするほどお腹が落ち着いて、気持ちも安らぐようになりました。
「タンパク質+腹持ちの良い炭水化物+温かいもの」
の組み合わせは最強!
それだけで、食欲もイライラもピタッと止まる経験、なんどもしました。
高齢ママも、ちょっとの工夫で体力勝負の育児を乗り切れる
ちょっとした工夫と、前向きな気持ちさえあれば、年齢に関係なく、育児は楽しめると思います。
体力勝負の部分が大きい公園遊びも、毎日しているうちに、徐々に体力がついていきます。
私は過酷な体力レースのドキュメンタリーを見るのが好きなのですが、優勝する選手はだいたい30- 40代以降のベテラン選手。
過酷な体力レースは、ただ若い肉体なら良いというものではなく、
先を見通す力や人間力、冷静な自己分析や人生経験も、すごく大きな武器なんだな、とそのドキュメンタリーを見て感じます。
そういう意味で、また育児も長い道のりの耐久レース。
高齢出産だから…と、ネガティブになる必要はありません。
人生経験を経てきたからの、経験力や人間力が育児には大きな武器となります。
自信を持って、楽しく育児をしていきたいですね。