一人っ子ママがむかつく理由
一人っ子のママ友に相談されたこと。
「ママ友に嫌味を言われたり、覚えがないのにムカつかれたりしてることが多くて。。一人っ子ママって、やっぱり周りから見て、他のママの気にさわる部分があるのかな」
と。
実際、他の一人っ子ママにも聞くと
「確かにムカつかれたことがある」
という意見が。
さらに
「一人っ子ママには確かに、イラつくことがある」
という側の意見も入手。
一人っ子ママだからむかつく、その理由は?
そこには
「一人っ子ママが享受するものに対し、嫉妬するママがいる」
図式があると感じました。
一人っ子ママのイメージ
一人っ子ママのイメージは、
- コミュ力が高い
- 我が子命
- 心理的余裕がある
- 子供にお金をかけられる
一人っ子ママはとにかくコミュ力が高い!そんな印象があります。
子供のためにも自分のためにも、周りと積極的に交流を持とう!とするママが多く、
PTAなどの活動も積極的にやって、人の輪の中心にいるイメージ。
前述した一人っ子ママも、そういうキラキラタイプで、
「人気者ゆえのやっかみが発端かな。。」
と思いました。
一人っ子の割合
ちなみに、「出生動向基本調査」では2000年代までは一人っ子の割合は1割ほどだったそう。
確かに、一人っ子は昔はそれくらいだった気がする。
でも、2015年には20%に増えたそう。
共働き家庭が増えた時期と相関関係がありますね。
こちらに関連される指摘をする厚生労働省の資料がこちら。
↓
(3)母の就業状況
第4回21世紀出生児縦断調査結果の概況 – 厚生労働省
母が有職の割合は年々増加している。
仕事を探している母、職に就いた母の割合は、「弟妹なし」が高い。
産休とか育休とかってほんとタイミング難しくて、一人目産んだ後の二人目のタイミングは難しい。
余裕がありそう
そんなコミュ力があって素敵な一人っ子ママの受難。
なぜ、一人っ子ママを標的にするのか?
それは、やはり
「余裕があるように見える」
から。
これが一番の理由だと思うのです。
一人っ子ママだって、実際には余裕があるわけではありません。
悩みだってあります。
でも世間からは
「子にじっくり向き合える」
「お金も手間もかけられる」
そんなイメージを持たれがちで、
勝手にムカつかれてしまう。
実際、小学校のお受験率は一人っ子が多いです。
また、兄弟間でのおやつやおもちゃ、親の注目の取り合いもないから、
がっつかなくてお行儀の良い子が多い。
(←侮るなかれ、兄弟喧嘩のほとんどは「取り合い」ですからね。。どれだけ十分に与えても争い続ける。。悩みのタネです。。「ああ、一人っ子だったらこんながっつかないのでは。。」と思うママはいるはず)
兄弟喧嘩の喧嘩のやかましさがないのも羨ましいのです。
一人っ子ママは優雅に見える上に、気立よく見える人が多いので、言いやすい傾向もあるかもしれません。
幸せそうな人をやっかんだり攻撃する人は、満たされてない不安や不満をぶつけてることがほとんど。
理不尽な攻撃を受けた場合は、スルーが基本。
しんどい時は、お茶飲みながらほっとできる本を読みましょう。
一人っ子ママの賢い立ち振る舞い
そんな嫉妬の対象になりやすい一人っ子ママの賢い立ち居振る舞いとはいかに。
まず、
- 一人っ子ママを標的にしてきそうな要注意ママを嗅ぎ分ける。
- 近づいてしまった時は、さっさと離れる行動力を持つこと。
余裕がなくてイライラしているママや、周りと比較するタイプのママは要注意!
避けた方が良いでしょう。
参考記事:【難しい】ママ友との距離感。おかしい距離感のママ友は要注意。
うまくいく組み合わせ
一人っ子ママと相性の良いママ友ですが、
やはり同じ一人っ子ママとはウマが合うことが多いです。
ただ、お互いに一人っ子ママということで、二人だけの濃すぎる関係にならないよう注意は必要。
あと経験則的な話になりますが、
「我が子と同性じゃない上の子」がいるママ友とは、うまくいく気がします。
どういうことか、というと
あなたが
「女の子の一人っ子ママ」
だとします。
同じ幼稚園のCちゃん(女子)。
Cちゃんにはお兄ちゃんがいます。(🟰我が子と同性じゃない上の子)
この場合、
なぜかママ友関係の良好にいくことが多いです。
不思議なことに、Cちゃんにお姉ちゃんがいる場合、お兄ちゃんがいる場合より、なぜかうまくいかない。
やはり、心のどこかで比較しちゃう感情が出るのかもしれませんね。
同じように、男の子一人っ子ママの場合、「上にお姉ちゃんがいる同級生の男の子」がいる場合、ママ友付き合いがうまくいくことが多いです。
自分のペースを大事に
一人っ子ママが、無駄に周りのやっかみに振り回されないためにも、
あくまでマイペースに、そして広い視野を持って子育てするのが大事。
一つだけ注意したいのは、一人っ子ママとして我が子に過保護になりすぎて、周りを冷静に見られなくなること。
「我が子が一番!我が子命!」
になりすぎても、
「ああ、一人っ子ママっぽいなあ」
と周りに思われて、うまくいかなくなる可能性がありますし、
そもそも親子間が息苦しくなったりしてしまうことも。
意識して、一人っ子ママは、「我が子に集中しすぎない自分だけの時間」を作ることも大事です。
と同時に、「我が子と自分だけの世界にならないように!」と周りに合わせすぎると、
そこにつけ込むママ友がいるかもしれない。
大事なのは、人を見る目と、広い視野。
幼稚園や保育園の先生に相談することも、思いのほかな参考になりますし、一人っ子のための書籍も今たくさん出ているので、自分を客観的に見るためにもそういう本を一冊手元に置いて、悩んだ時に開いてみるのも道標になりますよ。
悩んだ時には、
「自分はどうしたい?」
「親子にとって本当に幸せなことは?」
思い返してみて。
一つ、絶対に言えること。
「一人っ子だから子供はこう育つ」
みたいな都市伝説は、全て根拠がありません。
「一人っ子はわがまま」は固定概念!一人っ子が自己中ではない科学的根拠
ドイツでの研究ですが、「一人っ子であることと自己中心的であることには関連性がない」という結論が出ています。
自信を持って一人っ子の子育てしてください。
楽しく、広い視野さえ心がければ大丈夫!!
親子ともに、かけがえのない子育て生活、自分らしく過ごせますように。応援しています。
自分らしい育児をしていきましょう✨