「口下手は頭が悪い」なんて誰が言った?恋愛もそれが魅力になる生き方

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口下手な人生

口下手。

意味:話すことが不得意で、思うことをうまく人に伝えられないこと。また、そのさま。(g

goo辞書より

口下手ゆえの悩みは色々あります。

  • 口下手な自分は、話すことが不得意で、それって頭の回転が悪いんじゃないか?
  • 口下手だと、まともに異性に相手にされないんじゃないか?
  • 口下手だと、会話が恐い。飲み会が特に恐い。
  • 口下手だと、初対面の人が恐い。

私も、幼い頃からずーっと口下手
めっちゃコンプレックスです。

周りから「口下手=頭が悪い」レッテルを貼られることも悩みの一つ。

(これが、口下手さんの自己肯定感をダダ下がりさせる背景のひとつ)

思っていること、10のうち2言えれば上出来。

口喧嘩、めちゃくちゃ苦手。

相手にまくしたてられると、パニクって、貝になる。

思えば幼稚園児の頃から口下手でした。

そして今はもう、アラフォー子持ちですが、口下手のコンプレックスは、人生の要所要所で悩まされてきましたし、いまも時折ちょっと悩まされます。

でもね

口下手って、致命的な欠点ではない。

絶対にそう思うのです。

自分の人生振り返っても、口下手であるがゆえ、取り返しのつかない失敗になったことはない。

ましてや、口下手=頭悪い、は絶対に違う。

よくしゃべる人でも頭の悪いひとはたくさんいるし、寡黙(口下手)で賢いひともたくさんいる。人生でたくさんの人を見てきましたが、そう思います。

しみじみ、そう思うのです。

portrait photo of woman in yellow t shirt doing the shh sign while standing in front of blue background
口下手さん、大丈夫!

口下手で困ることなんてない

 口下手で、困ることってなんでしょう?

  • 思っていることが相手に伝わらない
  • 口喧嘩は必ず負ける
  • 異性と仲良くなれない
  • 面白くない人間 だと思われる
  • 盛り上がる場所で疎外感
  • 聞き役ばかり

などなど…。

当たり前ですが、コミュニケーション上の問題が大きいですね。

上記の6つですが、すべて、あなた自身がそうジャッジしているもの、主観的なものだと気づきましたか?

これらの感情を分けると「悔しい」「自己嫌悪」の2つに分けられます。

  • 思っていることが相手に伝わらない→悔しい、自己嫌悪
  • 口喧嘩は必ず負ける→悔しい
  • 異性と仲良くなない→悔しい、自己嫌悪
  • 面白くない人間 だと思われる→自己嫌悪
  • 盛り上がる場所で疎外感→自己嫌悪
  • 聞き役ばかり→悔しい

根底に、

「私はこんなものじゃないのに!」

て、正当な評価をされていないような、悔しい気持ちがあるかと思います。

同時に

「どうせ口下手だから」

「頭の回転が鈍いから」

「頭悪いから」

と諦めてしまっている部分もある。

でも、口下手なことって、本当に残念なことなのでしょうか?

損をしっぱなしでしょうか?

過小評価しすぎ

口下手な人は、自分を過小評価している人が多い気がします。

本当に本当に、人生損しているのか。

私は、そんなことはないと思うのです。

本当の問題は、口下手だという自己認識により生じる、コンプレックスや自信のなさ、自己嫌悪だと思うのです。

man wearing black and white stripe shirt looking at white printer papers on the wall

口下手は直すべきもの?

口下手を直したい、克服したい、

そう思う自称口下手さんは多いと思います。

口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか? 

私も、直そうと頑張った時期もあります。

テクニック的に、口下手をある程度直すことは可能だと思います。

そういう類の本もたくさん出ているし、

博報堂スピーチライターが教える 口下手のままでも伝わるプロの話し方

何より「しゃべらなきゃいけない状況」を作ると、場慣れというか、

「ワタシ、口下手です」とも言ってられない場所で揉まれると、

ある程度喋れることができるようになります。

(私も職業的に喋る仕事だったので、一見克服したように見えました)

でも、口下手で悩ましいのは、仕事ではなくむしろプライベート。

飲み会とかデートとかママ友ランチで、口下手で言いたいことも言えないまま愛想笑いだけしている、

なんだか自分が頭の悪い人間みたいで落ち込むし、居心地悪いまま時間が経ち、

終わってからもモヤモヤを引きずってしまう。

職業上いくら喋れるようになっても、プライベートでは私は変わりませんでした。

人間の根っこは変わらない。

結論から言うと、

「口下手を直そう」

「克服しよう」

と、自分を曲げてまで躍起になることはおすすめしません。疲れるだけです。

参考ブログ:【友達がいない40代主婦です】寂しくないのかと言われれば本音は。

four women chatting while sitting on bench
複数人での会話は口下手にとって地獄

口下手は長所である。直さなくて良い

口下手って、

「頭の中の考え」がスムーズに「口」について出てこない状態なのです。

決して、頭が悪かったり頭の回転が鈍いわけではなく、

頭⇨口への

「回路」「神経」

のつながりが、生まれつき遅いのでは?

と当事者として感じます。

運動神経の良いひと悪いひとがいるように、「おしゃべり神経」も個人差が大きいのです。

回路を鍛えるテクニックもあるにはあると思いますが、

そもそも、

口下手って本当に直さなきゃいけないの?

と、私は、長い葛藤の末に感じました。

別に、口下手なままでいいんじゃない?って。

問題は、口下手なことじゃなくて、本人が感じるコンプレックスや自己嫌悪だと思うのです。

同じ「口下手」カテゴリー内の住民のはずなのに、

無口で、堂々としていて、周りから一目置かれていて、人気のある人っていますよね。

寡黙なかっこいい人。(高倉健さん…!?)

話すのが上手じゃないけど、堂々としている→寡黙な人

話すのが上手じゃなくて、びくびくしている→口下手な人

↑この違い、とても大事。

同じ口下手タイプなはずなのに、印象は2タイプ。

飲み会で、口下手な人は相手に合わそうと、必死におしゃべりについていこうとする。

びくびくと、相手の反応を伺い、疲れ果てている。

寡黙な人は、黙ってる。でも、めっちゃ堂々としている。

話を聴きながら、時々うなずいたり、一言ボソッとコメントしたり。

喋ってないのに存在感ある。自然体で、一緒にいて楽しい。

ちなみに、寡黙な男はモテます。
女にも男にも。(✳︎寡黙女子も、一定の人気があります)

寡黙にあって、口下手にないもの

ここでクイズです。

寡黙な人にあって、口下手な人にないものはなーんだ。

答え:自信です。

「私、喋るのが苦手、どうしよう、こわい」

と思うのではなく

「喋ることに、私は固執しません」

と自分を強く持つ。

「喋らなきゃ…!」という強迫観念なんて、今日からドブに捨てましょう!!!

「喋れない」のではなく「喋らなくても良い」と決めているひとは、とんでもなく強い。

(いや、実際に喋れない…という人でも、喋らなくても良い!に決める!)

そして、相手に合わせすぎない。

喋らない(喋れない)からって、その場でわざわざ卑屈になる必要も、惨めな気持ちになる必要も、苦手意識を持つ必要も、全然ない。

そもそも、喋っている相手は、喋っている自分自身に夢中なことが大半なので、
口下手であることを気にしていないことがほとんど。

(むしろ、自分の話に口挟んでくるようなおしゃべり野郎を不快に思っているくらいかもしれない)

あなたが気にしていることを、周りは100分の1も気にしていません。

むしろ、口下手な人が、必死に口下手であることを悟られまいと、頑張って喋っている姿に、相手は疲れを感じていることがあります。

それよりも、ゆったりと話を聞いて、ゆったりと相槌を打ち、(決して相手のペースに合わせすぎない)、

そして、ゆっくりと自分のペースで一言出す。

(部下のおしゃべりを見守って寡黙に飲んでいる社長をイメージして!)

そのほうが、自分も楽だし、相手も楽なのです。

ちなみに、興味深い記事を見つけました。

ビジネスパーソンでも、口下手の「朴訥さ」がむしろ武器になる、という話です。

参考記事:孫正義氏のプレゼン資料の元担当者が断言する「口下手」のほうがプレゼンの達人になれる理由!

people doing cheers inside building
聞き上手がみんな好き

会話したいときは、同じくらい口下手な人と

もし、

「口下手だけど、本当は自分だって喋りたい!」

「相手が一方的に話してばかりで損してる!」

と悔しい気持ちを噛み締めているなら、同じくらい口下手なタイプの人とお茶することをおすすめします。

相手もゆったりなペースのために、自分も、自分のペースで話せるのでおすすめ。

ストレスが少ないタイプの喋り相手を見つけることは大事です。

大丈夫、誰もがテンション高めでまくしたてるようにおしゃべりしたいわけじゃない、じっくりと、あなたと同じようなペースで喋りたい人だって、実は大勢いるんです。

ちなみに、恋愛でも、口下手な人は、割とモテます。

こちらは何も話してないのに、なぜか

「面白い」と言われることありませんか?

無口な人がぼそっという一言に、価値と面白みを感じている人は多いです。

自信持っていきましょう。

沈黙は金なり。

素直に表現する

恋愛でも飲み会でも、「口下手な人」が心がけてほしいのが、

正直なリアクション。

先ほども言ったように、口下手な人が無理して、相手の会話のペースに合わせようとするのは、苦しいし、相手にも見透かされます。

そうではなくて、ゆったりと構えて、

「しゃべる」というより、「リアクションをする」くらいの気持ちでいること。

特に正直なリアクション、というのはコミュニケーションにおいて、とても価値のあるものです。

「無口な人の、声に出さないレスポンス」って、

正直であればあるほど、相手には魅力的にうつるものなんです。

こちらは別に面白いこと一言もいっておらず、

ただただ、相手の話に正直にリアクションしてただけで(ほとんどしゃべらなくとも)、勝手に好かれたりすることがあるのが、

口下手の美味しいところです。

ほんとに。

口下手には、そういった強力な無言の雰囲気の魅力があるのです。

だから、卑屈になったり、自己嫌悪になるなんて、人生の無駄!

堂々と、自信を持ってほしいです。

あなたの、無言の正直すぎるリアクションに、ハートを撃ち抜かれるひとは多いはず!(意地悪なのとかはだめですよ⭐︎)

自然体であること。

正直であること。

そして、優しい人であること。

それらを満たせば、口下手なんて、もう、こわいものなし!

たぶん、放っておくひとはいないです。

口下手、いいじゃないですか!

口下手人生、強みを生かして、とことん楽しんでいきましょう!