ママ友の子と学力差が気になる?
小学校に上がると、誰もが口には出さないけれどほのかに感じ始めるのが
「我が子と他の子の学力差」について。
そして子供同士の学力差が、ママ友との関係に影響を与えることも
学力差は割とナイーブな話題です。
「小学校の頃の学力差なんて将来に直結しない」
と個人的には思うのですが、
それでも中学受験などで周りがソワソワし始めると、
いやが上でも意識してきてしまうもの。
どんな時に特にママ友との子との学力差を意識してしまうのか?
というと、
- 塾が一緒(クラス分け)
- 志望校が同じレベル
- ママ友同士が似たスペック
など。
同じようなレベルの子がライバルになるんですよ。
例えば、
スポーツ一筋!スポーツの強い学校を狙う!
というお家の子や
親戚みんな芸術家!本人はピアニスト志望!
とか、そういうお家の子との学力差は、あまり気にならない。
それよりも、同じマンションに住んでいて夫婦の学力レベルも似たり寄ったり、子供も同性で似たタイプ、みたいなお家同士の子供の学力差が気になるもの。
小学生時代の学力差は簡単にひっくり返る
ちなみに小学生時代の学力差は、成長段階であっという間にひっくり返ります。
学力差が気になる方は是非この本を。慌てる必要はないとわかります。↓
中学受験は、成長の早い子には有利、ゆっくり成長する子(ある意味大器晩成型)には不利です。
中学受験で御三家に不合格でも、大学入学時に東大や京大に行く子もたくさんいますので、中学受験の結果で我が子とママ友の子との学力差について思い悩むのは本当は無駄なんですが、
でも、渦中にいるとそんなこと思えないですよね。それもわかります。
ただひとつ言えるのが、子供の学力はあくまで子供自身のもの。
親子であまりに同一化してしまうと状況が悪化します。
成績は遺伝だと言う人もいますが、研究者になるほどの学術探求というわけではなくて、あくまで大学までの受験のことを言うならば、
学習習慣と大意を掴むコツさえマスターすれば、誰だってある程度のところまでいけるのでは、と思ってます。
それを無理やり〆切(=受験日)までに仕上げるため、
あれこれ勉強のノウハウや仕組み作りが必要なだけで。
(←でもそれがムズカシいから、プロの塾とかに頼るわけですね)
学習習慣を作るため、子供のモチベーションをうまくあげていく手腕は、確かに母親の仕事なのかもしれません。
そのあたり、佐藤ママは天才的なものを持っているのでしょう。
3男1女東大理Ⅲ合格! 教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと
つまり、我が子とママ友の子との学力差について思い悩むよりも、
我が子の成長具合を冷静に見守ることと、
学習環境を快適に作り上げることが、
本当に我が子の地力向上について大事なことではないでしょうか。
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比べることは地獄の始まり
いつも思ってるのは、
「比べることは地獄の始まり」
ってこと。
ママ友の子と、何かにつけて比べたら、もうその「比べる」て行為だけで、よきにせよ悪きにせよ、
幸せ度数どんどん下がっちゃうよ、て思うの。
比べ始めたら、人間、止まらなくなるんですよ。
「比べてしまう心的状況」に陥っている時点で、
勝っても不幸、負けても不幸。
そう自戒を込めて、胸に刻んでます。
もし受験をするのだとしても、その時の出題の正解の多い人から順番に取っていくだけ。
ただそれだけなのです。
それはママ友との戦いではなく、自分(我が子)自身との戦いなのです。
ママ友の子と競争して余計な神経すり減らすよりも、まずは我が子の表情を見つめましょう。
周りの子との学力差を気にする必要はなし。
我が子の歩む道だけを、そっとうしろから見守る、周りは気にしない、
そんな強くて潔いママになりましょう。