ママ友を「怖い」と感じるのは変?
私は子供が産まれてから、幼稚園に入るまで特にママ友などは作らずにやってきました。
免疫がついてないせいか、
上の子が幼稚園に入園したとき、とにかくすべてに緊張してました。
幼稚園の門をくぐるとき、ど、動悸が…!
ぜえぜえしながら、色々なことをぐるぐる考えました。
これから、ママ友との関わりが生まれる。
頑張らなきゃ。うまくやらなきゃ。
でも。
ママ友、こわくて仕方ない。。
とにかく不安で不安で仕方なかったんです。
朝のマンションは試練の場。
エントランス前で、いつまでもたむろしている幼稚園バス送迎でかたまるママ友軍団。
私は口元だけ笑顔を作り、無言で会釈をして、そそくさと通り過ぎる…。
自分の住んでいるマンションなのに、入りづらいったらありゃしない。
ママ友軍団は、話に夢中で、反応しているかいないのか。
確認するのすらこわい。
そんな日々。
言葉にするとなんとも病的ですが、
似たような思いを経験したことあるママさんもいるのでは?
「もー、子育てするだけでもいっぱいいっぱいで大変なのに、ママ友とかそういうややこしくて怖い問題でさらに私を苦悩させるなよー」
と思ってました。
根っからのコミュ障です。
この漫画読んで震え上がってました。。↓
ママ友はこわい、で正解
そんな、
「ママ友をこわい」
と思い、ドキドキしてしまう自分に対し、
(しっかりしろ、情けない、私って変じゃない?)
と、罪悪感や、失望感や、自己嫌悪を持ち、苦しんだ時期がありました。
でも今、
新米ママ時代を通り抜けて、改めて振り返って思うのは、
「ママ友こわい」
と思うことって、決しておかしなことでも異常でもなくて、
「正常な生き物としての自衛本能」
が働いていただけじゃね?
と思うのです。
だって。
ママ友、実際、怖いですよ。
いやもちろん、ママ友と楽しいことや嬉しいこと、幸せなこともたくさんあったし、大多数が常識的で思いやりのママ友ばかりだと思うけど、
怖いことだって、
少しはありましたよ。
ママ友の怖さを存分に味わってしまう不幸に直面し、疲弊しているママだって、実際にいましたし。
深入りするとなんか怖いことありそう…
という防衛本能が働くからこそ、ママ友集団を見ると、サーッと気持ちが暗くなり、近寄らないようにしよう…という気分になる。
ええ。
いたって正常です。
どんどん臆せず、ママ友集団に突入していく積極的なママもいますが、
至って本質的に強い人か、はたまた人間関係で傷ついた経験がないツワモノか、もしくは防衛本能が機能していないか、とにかく、そういうママもいるにはいますが、
ママ友軍団の前で圧倒され、不安を感じ、怖い、
と素直に思うことこそ、まともな感覚なママだよ、大丈夫だよ、と声を大にして言いたいです。
こちらの記事もどうぞ:「こわいママ友」はどういうママ友なのか本気で考えてみた
自分を守る方法
「ママ友がこわい」と思うこと自体は全然良いとして、
ただ、処世術としては、
その「こわがっている」姿を、わかりやすく周りに見せてしまうことには注意が必要です。
「こわがっている」=「なめられる」
ということが、殺伐とした世の中では起きやすいのです。
(これもまた生物界の掟)
まあ、普通の世界であれば、ビクビクしているママさんがいたら、周りのママさんは、優しくしてくれるのが普通です。
でも、普通じゃない世界もある。
荒れたりトラブルが蔓延しているようなママ友コミュニティに、もし不幸にもあなたがいる場合には、
「ビクビクしている」姿勢に、つけこむママがいる可能性があるので注意。
「断らないだろう」と目星をつけられ、勧誘されたり、面倒な役員を押し付けられたり、そういう事態が発生しないように、
最低限、自分を守るための「態度」が、時に必要。
具体的には
- 大人しく見えても、意思表示する時にはしっかりする
- 芯が強そう
- 人の顔色を伺いすぎない
- 挨拶はしっかり
- 一人でも堂々と
などの雰囲気を醸し出して、
「流されなさそう」
「おとなしいけど、自分を持っている」
という印象示すこと。
これ大事。
自分を持っていれば大丈夫
「ママ友がこわい」
と思うのは自然なこと。
立派な防衛本能です(笑)。
初めて参加するコミュニティの場合は、「こわい」と思うことで、コミュニケーションにおいて、人より遅れをとることも多く、めちゃくちゃ焦るかもしれませんが、
用心しながら相手を見極めていくタイプのそういう人は、
時間を重ねれば、確実に自分に合うママ友を見つけることができますので、
ママ友作りは、焦らなくて大丈夫。
むしろ、焦って急いで関係を作るほうが、のちのち面倒なことに巻き込まれやすくなります(実体験より)。
周りをゆっくり見回して、ママたちを観察して、色々なことが見えてきてからママ友を作ったほうが、良いです。
だから、慎重派のママは、ゆっくりと自分のペースで歩んでいきましょう。
大丈夫。
正しくこわがれる人は、正しいママ友を作ることができます。
きっと素敵なママ友をこれからゆっくり作っていけるはず。
楽しく、自分らしく、無理しないで子育てライフを送っていきましょう!