ママ友の経済格差
最近は
「ママ友なんて、子育て同業者。会社の同僚と同じ!」
というクールな意見も多いです。
しかし、ママ友って…職場の同僚のように、うまく割り切れない。
職場の同期ならば、大体の給料は同じで、自分と似たようなバックグラウンドの人(学歴とか)が大半。
しかし、ママ友は違う。
ママ友間には色々とリアルな格差がある。
特に、ママ友との経済格差。
普段は何気なく付き合っていても、
ひょんなことからママ友間の経済格差が浮き彫りになり、
辛い経験をした人もいるのではないでしょうか。
経済格差の辛さ
教育格差
なぜママ友の経済格差が辛いのか、というと
「子供にどれくらい素晴らしい環境を与えてあげられるか」
に直結しそうだから。
子供に良い塾行かせたり、
有名な習い事行かせたり、
海外旅行やそのほか色々な体験をさせてあげたり、
学費の高い大学に行かせてあげられたり。。
他の子と同じ経験をさせてあげられないと、
親心として切なく、辛くなることがあります。
*追い討ちをかけるように「世帯収入と学力に相関性がある」データがあります。↓
親の経済力が子どもの学力に影響を与える?「経済格差」が「教育格差」につながるワケ
国立大学法人お茶の水女子大学の「平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」で、小学6年生を対象としたものでは、国語や算数の学力は収入が低い世帯の子どもほど低いというデータもある。
特集「現代の貧困」
プライムオンライン編集部
子供にさまざまな環境を提供できる親、てやはり憧れます。
頭では分かっているんですよ。
お金をかけずとも素晴らしい教育と愛情で素晴らしい子育て環境を作っている人だってたくさんいる。
てこと。
お金があっても、愛がなかったり家族の心がバラバラだったり、あまりにも見栄やプライドが翻弄されてたら、幸せではない。
そう頭では割り切っていても、
いざ目の前でママ友が、高価な知育教室に子供を通わせているのを見ると、
格差をモロに感じて、内心穏やかじゃいられないのも事実。
外見格差
ユニクロばっかり着ている自分の目の前に、
ブランド服を着てキラキラしているママが目の前にいると
「私は私。動きやすい服が子育てには一番」
と思っていても、心の奥が、ツンとする。
「私もああいう服を着てたらどういう気分なんだろう。。」
そんな風につい想像してしまう、この切なさ。
車格差
私が、リアルで最初に感じた経済格差は「車」。
子育てしてると、子供の送迎で毎日よその家庭の車を見る機会があるもの。
その中で、ベンツやBMW、レクサスなどの高級車に涼しげに乗っているママ(*サングラスかけてる)を見ると、
有無を言わせぬ「うちは金持ち!」オーラを感じます。
うちの実家の地域は軽自動車ばかりなので(笑)、子育てで首都圏に移ってから、高級車に乗ってる人が多くて面食らいました。
ママ友格差との向き合い方
経済格差の他にもママ友間では色々な格差があります。
- 経済格差
- 顔面格差
- コミュ力格差
- 学歴格差
- 仕事格差
- 子供の成績格差
- 夫のスペック格差
- 出身地格差
- 子供の人数格差
格差問題は、マウンティングやコンプレックス、プライドが絡みあい、複雑な問題です。
でも…、
いくら見ても上はいるんです。
経済格差だって、お金もちの上にはさらに上がいる。
キリがないんです。
格差を埋めようとするより、格差を感じてしまう自分を見つめ直すことの方が大事。
人は、自分のコンプレックスが刺激される格差に敏感に反応します。
ママ友との経済格差は、大事な子供が絡むから母親としてナーバスになるのです。
✳︎私自身、ママ友とのささいな格差から落ち込んでいた時期があり、悩み抜いて自分と向き合った末、「自分の自己肯定感が低いがゆえ、周りと比べてしまう」ことに気づきました。
気づくきっかけが、お母さんの自己肯定感を高める本という本。これを読んで、気持ちが穏やかになったと同時に涙がポロポロ出ました。私の中で向き合うべきは「格差」ではなく自分の気持ちだと気づいたんです。
それからというもの、
私は、人と自分を比べてネガティブに傾きそうになったときは、
「色々あったが、今日いちにち、家族みんなが普通に無事に過ごせて、良かった」
と心から感謝します。
すると、格差に刺激されていた心が、すーっと落ち着きます。
ママ友格差は、儚くて、流動的なものです。
私は、私と私の家族の未来だけを一生懸命見つめていく。
それを再確認することで、
「格差なんかに心を引っ張られている暇なんてない」
と冷静に思います。
もし、ママ友との格差の悩みが深くて自分で気持ちがコントロールできない場合。
そもそも、
そのママ友とお付き合いする必要はないかもしれません。
自分がネガティブな感情になってしまう環境に、わざわざ身を置く必要はありません。
自分と、自分の家族を何よりも大事にしていくこと。
限りある子育て時代、他人よりも自分の守るべきものに集中したほうが、結果的に自分も納得のいく時間が過ごせるはず。
他人と比べず、自分らしい家族の形を作っていきたいですね。
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