ミニマリストは底辺の人?
生活がめちゃくちゃだった頃に出会ったミニマリズム(必要ないものを持たない暮らし)の思想。
その頃の私にはある意味救世主で、自分の中で本当にいるもの、いらないものを自分に問うなかで
自分の思考がクリアになり、ぐちゃぐちゃだった生活を整えることができました。
そんな中で出会った衝撃的な
「ミニマリストは底辺の人」という言葉。
えっ!
底辺?
とショックでした。
でも、本当にミニマリストの人って底辺なのでしょうか?
ミニマリストが底辺と言われる理由は?
どうもミニマリストが底辺だと言われるゆえんは、
「私はモノをいらないです」→いや、いらないんじゃなくて買えないだけでしょ?
という揶揄的な感情から生まれたものっぽい。
世間の喧騒から一歩離れた場所で飄々と生きているミニマリストって、
見る人にとっては鼻につく存在なのかもしれません。
(特に世間に合わせて必死に生きている人にとっては、イラッとする存在なのかも。。)
「モノをいらないとか達観してる風に見せかけて、本当は違うんでしょ」
そんな気持ちから、
「ミニマリストて言いながら、ただ、モノを買えないだけの底辺の人間でしょ」
という意味らしいです。
でも、本当にミニマリストな人からしたら、
「あなた底辺でしょ」
と言われても
「あなたがそう思うならそれでいいですよ」
と飄々としていそうです。
どちらかというとミニマリストになる直前が底辺
私の経験的には、ミニマリストになるのが底辺なのではなく、
ミニマリストになる直前が底辺な気がしますね。
私に限らず、ミニマリストの方の著書を読んでも、ぐちゃぐちゃな暮らしのなかで発狂寸前になり、
そこからミニマリストに目覚めたという話がとても多いので、
ミニマリスト直前=底辺
という説のほうが正しい気がします。
物質的に豊かでも、心がいつもざわついてぐちゃぐちゃしてたら、全然幸せじゃない。
それよりも、簡素でも自分と向き合えている時のほうが、ずっと幸せ。
これはミニマリストであるなしにかかわらず、人間の真理なのではと思います。
なんでも、毎月100万円自由に使えたら、大体の欲望って満たされるんですって(ホリエモンが言ってた)。
だから、幸せの上限は月収手取り100万円なんだって、私は思ってます。
(実際になったことはないけど、たぶんそんな気がする)
だから、物質的な豊かさよりも、自分の心の安寧とか充実をめざすほうが、人生、トータルで幸せだと思います。
でも、人間の感情ってそんなシンプルじゃないし、世の中色々な誘惑とか、見栄とか、色々あるし、だからストレートにそんなこと言い切れないんだけどね。
そこが難しいけれど。
コロナとかあって、ガチなミニマリストではなくなったけど、
なるべくシンプルに生きたいな、とは思います。

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