ママ友世界は地獄?
ママ友の世界。
独身時代は、子持ちの友人が面白おかしく報告してくる
「ママ友あるある」ネタを聞かされるたびに
「うわーこわこわ〜…」
「ママ友とかほんと無理」
「子供産むのこわい」
と思ってました。
…月日は流れ、私もすでに小学生のママに。
結論から言うと、私は、(紆余曲折を経て)、
やっぱりママ友と距離をとるタイプのママ
になりましたが(笑)、
まあ生きていれば、ママ友生活、良いことも悪いこともあります。
私が思っていたよりも(想像していたより)、
世の中常識的なママが大多数でした。
(なので、過度にこわがらなくても大丈夫)。
ただ、そんな日々の中で、何度か
「これがママ友地獄か」
みたいな場面に、遭遇したことはあります。
実際、ママ友地獄に遭遇したリアルなレポートを集めてみました。
地獄を回避する対策も考察したいと思います。

「ママ友地獄」リアル体験レポート
レポート1:ママ友の世界は子供の世界と同じ。何かあればすぐに地獄
ママ友地獄、体験しました。中学生の息子を持つママです。
この辺の地域は小学校から同じメンバーで中学校に上がるので、子供同士もママ友同士も付き合いが長いです。
一度、何かトラブルがあると、付き合っていくのが大変になるなぁとは思っていました。
我が子は、小学校の少年団とは違う、クラブチームと呼ばれるサッカーチームに所属していました。
うまいからではなく、クラブチームといっても塾のようなもので、月謝を払って教わるのです。
送迎バスもあるし、親の当番などがなかったため、仕事が不規則だった私はそちらを選んだだけ。
当然、大会となると、少年団とぶつかることがあります。
そのたびに少年団ママの視線が痛いこと。
どちらが勝っても負けても子供の世界。
「みんな頑張ってるんだから」という考えは私だけだったようです。少年団の方が勝てばなんともないのですが、こちらのクラブチームの方が勝つと、もう大変。
私のほうに、「あのチームはやり方が汚い」だの「クラブチームだなんて気取ってる」だの意見を言ってきます。
よくテレビで見ているママ友地獄そのものでした。
少年団ママの方は、学年でもいわゆるリーダー格のママの集まり。正直きつかったです。
私だけならまだしも、子供の方にまで影響があったので悩みました。
先生にも相談したり、サッカーとは関係ないママに話を聞いてもらったりしました。
結論としては、もう相手にしない!というのが一番です。
何を言われても、「そうですね」と笑って返していました。
私はサッカーと関係のないママ友と親しくしましたし、息子も同じで、サッカーの方はやる気をなくしてしまい、中学では違う部活に入部しました。
もうそういったママとは仲良くしたくありません。
他にもいいママ友はたくさんいます。少年団でやっていた仲間たちはその中でも仲間割れや喧嘩が多いみたいです。母親の姿を見てるのかもしれないですね。
レポート2:ラインでのママ友同士の喧嘩で地獄に
今の世の中、知り合ったママさんたちと、ラインを通じて連絡先を交換することができ、さらには、複数でライン上でやり取りができるために、交流がしやすくなり便利。
ですが、手軽に連絡先を交換できてありがたい反面、
そんなに気が合わない人とも連絡先を交換し、その後のやり取りもすることになるので、何かトラブルがあったときには、ラインが厄介なツールに変身。
子どもが幼稚園に入る前の小さい頃、同い年の子が集まるサークルに参加をしました。
そこで、リーダー格のママ友がラインでグループを作ったことが地獄の始まりでした。
リーダー格のママ友は、ベビーヨガの予定を立てたり、季節ごとのイベントを考えたり、連絡を頻繁にしてくれ、積極的に動いてくれました。
そのママ友は、自分がラインで連絡をした際に、みんなからの返信がないと機嫌が悪くなります。
ある一人のサークルのメンバーのママ友さんは、のんびりした性格で、グループ内のやり取りでも、既読にはなるのですが返事をすることがありませんでした。
すると、それに怒ったリーダーのママ友が、ラインのグループ上で、怒りだし、リーダーのママ友さんに賛成派と、別に返事は個人の自由だという人とが対立し、数日間、ラインが何度も鳴り、怖く、地獄だと感じました。
ですが、私もどちらかに意見をいうのは良くないと考え、参加はせずに静かにしていました。
ママ友地獄を回避するポイント
深入りしない
ママ友地獄を回避するポイントは、
深入りしない。
これに尽きると思います。
距離が近くなることで、お互い遠慮がなくなり、
さらに、相手に対する期待値が高くなっちゃうんですよ。
期待値が高くなってしまうと、
「これくらい、当たり前でしょ」
みたいなことが、ちょっとずつ増えていくんです。
でも、子持ちでただでさえ忙しい身で、ママ友の期待に100%応えるなんて無理です。
そんな勘違いをさせてしまわないためにも、きっちり距離はとったほうが良い。
少人数制の幼稚園とか、習い事とか、PTAとかが同じだと、なかなか距離感の難しい事例もありますが、
ポイントは、
- 相手に合わせすぎないこと。
- お誘いのすべてに乗らないこと。
あと、忙しぶることも大事。
仲良くなりすぎてから距離を置くと、角がたつことがおおいので、
やはり最初が肝心。
最初から、一気に仲をつめることは、避けるようにしましょう。
トラブルは中立に
トラブルが起きることは、どんなに気をつけていても、起きるときは起きます。
自分が渦中に入ってしまったときには、レポート1のママさんのように、賢く距離をとって(相手の喧嘩は買わない)、
他のママ友と楽しく過ごすようにして、
気にしない、受け流す、
を徹底することが一番良いかと思います。
私、つくづく思うんですよ。
相手のことは、どうやったって変えられないって。
相手のことを変えようと無駄なエネルギーを費やすよりも、
そこをやり過ごし、他のことに目をむけて、楽しく過ごすべき。
色々なトラブルや、辛くしんどいことを私も人並みに経験してきて、本当にそう実感するのです。
他人のことを憎んだり喧嘩するエネルギーって、莫大で、はまりこむほど、自分もどんどん苦しく、鬼みたいになっていく…。
これこそ、「ママ友地獄」そのもの。
そういう「負」のエネルギーより、「正」のエネルギーで、生きていきたい。
目の前に子供がいるのに、鬼のようにママ友トラブル抱えてモヤモヤしている姿を見せるのはイヤなんです。
変えられないことは、スルーしていくしかないと。
また、当事者ではなく、周囲でママ友トラブルが発生したとき。
そういうとき、レポート2のママさんのように、
とにかく中立に立つことが大事。
どちらかにつくと、どうしても相手を攻撃しなきゃいけない雰囲気になってしまい、
どんどん地獄に巻き込まれてしまうことが。
たとえ、双方から言い寄られても、
毅然として中立の態度をとるのが大事。
文句言われても、長い目でみれば、それが一番賢明。
周りは、よくみています。
どちらにも肩入れしなかったあなたは、きっと「中立な人」ということで、その後も、変に味方にひっぱられるようなトラブルに、巻き込まれにくくなるはず。
地獄に巻き込まれず、マイペースに
- 自分の主張を、どうしても周りに認めさせたいママ友
- 自分の主張が通らないと気が済まないママ友
というのが、
トラブル(地獄)の元凶になりやすいキーパーソンです。
そういったキーパーソンを自分から遠ざける、
というのはリスクマネージメントとして大事だと思います。
ママが、子供と一緒にいられる時間って、子供が18歳くらいまで。
思ったより短いじゃないですか。
そのかけがえのない貴重な時間を、ママ友とのいざこざやトラブルに巻き込まれて、
心身に負担がかかったり、貴重な時間を消耗してしまう
というのは本当、すごくもったいないと思うんです。
ある時点で、私はママ友関係を、あっさりしたものに変えました。
(過去記事見ればわかりますが、頑張った時期もあるんです)
結果、とても身軽になりました。マイペースに過ごせ、
ママ友に囲まれていた時期より、体調も良いし、今のほうが幸せ。
もし、ママ友関係に疲れたら、いったん距離をとることも大事。
自分のやりたいこと、家族とすごしたい時間について、
一生懸命考えることで、見えてくる答えもあると思います。
それぞれのママが、自分らしく、マイペースに輝いて、かけがえのないママライフを送っていけることを、心から願っています。