コロナ禍でのママ友との温度差は?実体験から感じたこと。

コロナで、ママ友と温度差?

コロナ禍の生活が、続いています。

収まる気配はなく、コロナに気をつける生活はこれから1年半くらいは、ゆるやかに続いていくんじゃないか、、と覚悟しています。

ソーシャルディスタンス、マスク、密を避ける、手洗い…

子供がいれば、学校や勉強のことも心配だし、

思うように外出できないストレス、旅行の断念、収入の減少など、家を守るママ たちも大変。

そんな中で、やっぱり気の知れたママ友との会話が恋しくなることもあるでしょう。

しかし今回、コロナ前と、コロナ後において、ママ友との距離感、そしてコロナに対する感じ方の違い、温度差を感じたママ も多いようです。

いったい、ママ友との間にどんな温度差が発生しているのでしょうか?

温度差の「原因」は、行動の「許容範囲」

ママ友との温度差が生じるケースは

「どこまでが許容範囲で、どこまでが自粛すべきか」

その考え方の違い、に尽きます。

  • お茶くらいなら全然OKでしょ
  • 近場の旅行なら大丈夫!
  • マスクつけてれば、どこ行ったって大丈夫でしょ〜。
  • やっぱりわいわいする機会もないと子供も親もストレスだし!

という「自粛もわかるけど、人生楽しまなきゃやってらんない」派のママ もいれば

  • 近所の公園も30分だけと決めている
  • 帰宅後はシャワーを浴び、買い物したものはすべて消毒
  • 電車もバスも極力乗らない
  • 学校に行かせるのもかなり抵抗がある

という慎重派のママ もいるでしょう。

そして、そういうママ はお互いに

「自粛しなさすぎ、周囲の迷惑考えないの?」

「神経質すぎ、子供がかわいそう」

と価値観の違いから、不信感を募らせることも。

ただ、今のご時世、どこまでが正解でどこまでがやりすぎなのか、本当のところは、全然わからない状態です。

(もちろん、マスクや手洗い、ソーシャルディスタンス、3密回避などは基本中の基本ですが!)

奔放に見えるママ も実は、

「家にずっといると気分がすぐれなくなり、子供にストレスをぶつけてしまう」という、のっぴきならぬ深刻な問題を抱えての結果の行動かもしれない。

神経質に見えるママ も、家族に基礎疾患のある人がいたり、高齢者と暮らしている、受験や昇進試験を控えているなど、守るべき家族の事情を抱えているのかもしれない。

やっぱり、色々な考え方の人がいて、その背景には、よそからは見えにくい色々な事情があります。

常識から逸脱しすぎない限りは、ママ友の、それぞれの価値観について批判したり、軽んじて論じないことは大事かなと考えてます。

大事なのは「巻き込まない」こと

で、ママ友同士、コロナ禍の現在、行動の温度差を感じる経験は、誰しも体験するでしょう。

もはやこういう未曾有の事態において、仕方ないことです。

ある程度、割り切らなきゃ、やってらんない部分もあると思います。

誰が正しくて誰が非常識か、というのを気にしすぎても、答えは出ません。

ただ、大事なのは、自分の価値観を、価値観の違うママ友に押し付けたり、巻きこんだりしないこと。

例えば、自分は、近場でのママ 友数人での短時間のお茶くらいはギリギリOK、と思っているとする。

同じ意見のママ を誘う分には構わないと思いますが、

「お茶なんてありえない」と実は思っているママ を誘ってしまうと、小さな軋轢が生まれてしまう可能性があります。

「お茶なんてありえない」と思っているママ であっても、誘われたら人間、やはり断りづらい。行ってしまい、あとで

「やっぱり行かなきゃよかった…」

「なんで誘うんだろう…」

と悶々としてしまう可能性も。

温度差が、軋轢に変わる瞬間です。

それは、お互いに不幸です

だから、誘うときにも配慮が必要で、まずは

「今度、よければお茶でも行かない?」

と初回は、ごくごくかるーく振るにとどめる。

(そしてすぐに違う話題に変えるなどして、その話題を長引かせない、答えを急がせない)

そして相手の後々の反応を見れば良いのです。

相手ママ も

「あー!私も行きたいと思ってた!誰か誘ってくれるの待っていた!」

という人なら、すぐに乗ってくるでしょう。その日の夜には

「あそこのカフェ気になってたんだけど、行かない?」

みたいなラインが送られてくるかもしれない。

でも、そうでない人、躊躇する人なら、それ以上、その話題は蒸し返してこないはず。そしたら、そのまま、再度誘わないように気をつければ良いのです。

面倒かもしれませんが、コロナ禍でのお誘いには、これくらいの配慮が必要だと思います。

本当に、コロナ禍でのママ友 の考え方は、千差万別。

状況も刻々と変化していくなかで、ママ たちの考えも刻一刻と変化して、揺れています。

そんななかで、お互いの考えをすりあわせる作業、というのは、手間のいることですが、傷つけあ合わないためのマナーでもあるでしょう。

逆に、巻き込んできそうなママ友がいる場合は、きっぱり断る勇気も大事。

そのときに、何か言ってくるママ もいるかもしれません。(悪気はなくとも)

でも、気持ちを決めて、スルーしましょう。

こういう状況で、色々な考え方があるのは当たり前で、誰が悪いわけでもない。それぞれの家庭状況から、判断することなんです。

「よそはよそ、うちはうち」

を貫きましょう。

ひとりひとり違うのは当たり前

コロナ禍、天候不順、温暖化…。

最近は、昔には考えられなかった色々ことが起こります。

コロナが去っても、また新しいパンデミックがやってくる可能性もあるでしょう。

ママ は、家庭を守る使命を持っている分、そういう非常事態においてどう行動すればよいか、人一倍悩むことも多いとおもいます。

ママ友との温度差にも悩むでしょう、でもまずは、家族優先、その優先順位だけしっかり持っていれば大丈夫。

ママ友同士、お互いの価値観は尊重しつつ、巻き込まず、巻き込まれず、適度な距離感で、このコロナ禍をたくましく切り抜けていきたいですね。

一緒に進んでいきましょう!