ママ友がいないと楽だ!そのシンプルな理由

みなさん、ママ友いますか?

わたしは、いませーん!

  • 第一子→どっぷり幼稚園ママ友生活の天国も地獄もたっぷり味わう
  • 第二子→とにかくライトな関係!というかママ友なし!生活を堪能。

我ながら、ゼロか100かで振り切れる園ママ生活送りました(笑)。

今となっては、濃厚すぎたママ友生活もよき思い出になりつつあるのですが、

やはり私の性格的には、「ママ友いない生活、めっちゃ楽だったなー」と思ってます。

ママ同士の関わりが深い幼稚園ライフでは、ママ友いないのって希少キャラではあります。

よくいえば1匹狼。

まあ、ふつーに言えば「変わりものキャラ」として扱われます。

イベントとかのときは、やっぱり、ぽつーんとする頻度は高いです。

でも、「仲間はずれされてます!」て感じでもないし、

同じようなママもいるにはいるし、

こんな変わりものの自分にも話しかけてくれる人もなかにはいるので、そういうときにはありがたく会話に混ざります。

でも、絶対深入りしない(笑)。

そんな感じでゆるーく、ママ友いない園ママ生活を3年間送りました。無事に卒園しましたよ。

ママ友いなくて楽なところ

ママ友がいなくて、園生活の3年間を振り返って楽だったな!という部分をあげてみます♡

1.プレッシャーがない

ママ友がいないと、プレッシャーがない

なんのプレッシャーかって?

「ママ友と遭遇したら会話しなきゃ」という大いなるプレッシャーです。

これ、コミュ障にとっては、すごく辛いの。

ほんと辛いの。

コミュ障だけど気にしぃなので、ママ友とかが目の前にいると(一応打ち解けている風だけど、もちろんそこまで気を許せるわけではなく、緊張する)、

「あ〜。○○さん。おはよーございます。今日は委員会(PTA)ですかあ?」

とか

「あ〜!そういえばプリキュアの映画観に行きました?」

「今日はこのスーパー野菜安いですよぉ」

とか、毎回

挨拶+α会話

を(普通の大人として)こなさなきゃいけない強迫観念があるのに、気が利かない私にとって、そういう+αの会話、とっさに、まったくもって、何も出てこないのです。

それで、疲れてしまう。自己嫌悪してしまう。

(私ったらいい大人なのに、軽い会話もできないなんて…と)

ママ友がいないと、そういった恐怖の+αの会話からマジで解放されるので、本当に本当に楽でした。

精一杯感じ良く挨拶だけして、サッと終われるのは、

ママ友がいないママの最大の特権(?)

ではないでしょーかっ?

2.予定を合わせなくて良い

ママ友がいないと、ママ友とのランチもお茶も基本的にはゼロ。

これ、とっても楽です。

特に

子連れでママ友とファミレス行く

とかのシチュエーション、私のような人間にはかなりしんどい。

子供がわちゃわちゃして目が離せないし、ママ友との会話にも集中できないし、料理の味なんてわからないし、子供が汚したテーブルをおしりふきでずっと拭き続けて、いつも終わりました。

すべてが中途半端で、全然楽しめませんでした。

そもそも約束がある日、というのが、苦手。

朝起きたときから

「今日はママ友とランチの約束がある…きちんと予定の時間通りに行けるかな?」

て、地味にすごいプレッシャー

予定を合わせる、てことだけで精一杯。

場所にたどりつくまでに、今日の自分のポテンシャルの70 %使っちゃったりする。疲れちゃう。

そのうえ、楽しく、誰をも不快にさせないトークをする…なんてことまで、気が回る人間ではないので、帰宅したあと、どっと疲れてしまう。

それで子供に当たり散らしてしまったり…最低。自己嫌悪。みたいな人間なので、

とにかく私のような人間は、本当に

「ママ友と何かする」ことがつくづく向いてないんだな

と思ってます。

3.子供にゆっくり向き合える

私がママ友と交流していた頃に、よく感じたことが

「ママ友に気を使いすぎると、我が子にしっかり向き合えてない気がする」

ということ。

これも、個人差大きいと思うのですが(ママ友とも子供の向き合いも、どちらも100%こなせる器の広いママももちろんいます)、

私はとにかく不器用なのだと思います。

  • ママ友へ意識が向くと、子供のことが全然ケアできない。
  • 逆に、子供の世話に追われていると、ママ友へまで一切気が回らない。

結局、どっちつかずになって、どちらもとっても不完全燃焼

残るのはなんともいえない罪悪感のみ、みたいな。

割り切って、ママ友いない生活してみたら、私の日常はすごく落ち着きました

誰の目も気にせず、子供にだけ向き合えることができて、ほっとした気分になったのです。

(もちろん、子供とだけ向き合いすぎると、それはそれで息が詰まってくることもあるんですけどね)。

ママ友の手前、

  • 我が子を必要以上に叱ってしまう

とか

  • 自慢話だと思われたくなくて我が子のことを過剰に謙遜して話す

とか、私はしてしまいがちだったので、そういうことをする必要がなくなっただけで、随分と気持ちが軽くなりました。

自分の都合でママ友を選んでOK

ひとつ言えるのは、

ママ友が絶対いるほうがいいわけでもないし、絶対いないほうが楽だとも言えない

ということ。

上の子の子育ての時は、初めての育児でとにかく孤独だったから、大変なこともあったけど、ママ友いて助かった、よかったこともたくさんありました。

だから、上の子のときはママ友いて、私は正解だったと思うし、感謝しています。

ただ、そこでがんばりすぎて、無理してメンタル崩しかけたりした経験から、2回目の園ママ生活では、ママ友は作りませんでした。

結果的にとても楽だったし、自分にはママ友いないスタイルが合っていたとしみじみ思ったけど、

それも1回目の園生活を経験したからこそ思えたこと。

子育てに正解はない

子育てしていて思うのが

「子育てに正解はない」

ということ。

そう思いながら、今も子育てしています。

ママ友とか、自分自身の交友関係も、正解はないんです。

「ママ友いるから偉い」とか、「ママ友いないから潔い」とか、

簡単には言えない。

大事なのは、そのときの自分の都合で選んでいいんだよ、ということ。

そして、その選択がもし、

「ちょっと合わないな」

と思ったら、その時はその時、軌道修正すればいいんです。

大事なのは、そういう柔軟さ、だと思います。

ママをやっていると、なかなか自分のことでも、自分の思い通りにはできないな、動かせないな(あるいは家族のために)、と思うこと、よくあるはず。

でも

「どうやったって身動き取れない」

と絶望したり、自分を縛り付けないでほしい。

自分の気持ちに素直になって

「いま、どうしたいか」

をゆっくり見つめ直す作業(たとえそれがすぐに叶わないとしても、チャンスはあるはず)

は、長いママ生活の中で大事なこと。

すぐに自分の理想通り!というわけにはいかないことが日常では多いけれど、

不思議なもので、自分の理想(なりたい生活)を心のなかで温めながら、その場その場を一生懸命生きていたら、

自然と道が、柔らかく開いていくこと、結構あります。

だから、自分の気持ちに素直になって、

「何が自分にとって優しい環境なのか」

時に自分自身に問いかけながら、ママ生活を送っていくと、

きっと自分らしい、素敵な生活に近づいていけるはず。

一緒にがんばりましょ!