ママ友の自慢話
みなさん!ママ友さんから自慢話されたことがありますか?
私は…まあ、そこまでじゃないですが、もちろん経験あり。
ママ友に限らず、女子が数人寄れば必ず「自慢話好き」がいるのが世の常。
自慢話…といっても、可愛いものから、本当にスゴイ!と舌を巻くもの、真実か怪しいもの、色々あります⭐︎
仲の良いひとからひっそり聞く自慢話なら、すごいすごい!とこちらも上機嫌で手放しで賞賛できるし、仲よくないひとならふーんと流したくなるし(笑)、その日の気分とか体調とかプライベートとか、受け取る側によって色々な捉え方があるかと思います。
で、ママ友関係で一番悩み深いのは、やはり「毎回自慢してくる」タイプのママ友じゃないでしょうか。
自慢話がやたら多いママ(話題の2割以上自慢をはさんでくる)って、やはり少し扱いに困ります。
どうしよう、スルーするのも悪いし、でも褒めすぎて毎回「聞いて聞いて」と褒め要員(?)ターゲットにされるのも…。
と、こちらも困惑。
自慢話って、聞いてるほうはやっぱり疲れるんですよね。
でも、自慢話をしてくるタイプのママは結構逆上系が多いので、へたに刺激して敵視されるのも困る…!
私の経験上、自慢ママに関しては
- 最初はとりあえず「すごいね」と言い、相手に満足してもらう
⬇︎
- 自慢話をしても張り合いのない相手だと、認識してもらう
この「二段階」で割り切ることが、ママ友の自慢話で自分をやたら疲れさせないための「コツ」かと。

自慢話は、初対面から始まる?
ママ友の自慢話って、仲良くなって始まることも多いですが、意外と多いのが
「初対面のときに自慢話をいきなりかまされる」
ケース。
4月の顔合わせとか、懇親会とか、自己紹介するときに割とあります。
- 高級住宅街(この地域のなかでは割と)の一軒家に住んでいる
- モデル活動を昔やっていた
- 夫が外科医
- ハイソな料理教室に通っている
- VERYモデルの〇〇さんと知り合い
本人が、どこまで「自慢しよう」と思って発言しているかは謎です(天然ママもいるので)が、
それを持っていないママからしてみたら、
あら…自慢?
と思ってしまう。
そこらへん、女同士の複雑さが…。
ただ、初対面のとき、どんなハイスペックなものを持っていても決して言わないママもいるのが事実。
初対面から、いきなり煌びやかなスペックを披露するママというのは、
「私はこういう人間だから、そこんとこよろしく」
と最初にジャブを打っているのか、それとも無意識で(普通のこととして)言っているのかは、この時点ではまだわかりません。
どちらにせよ、誰が何を思っているかわからない初対面の集団で、そういうことを言ってしまうママというのは、基本的にうっかりママだと私は認識しています(笑)。
「自慢好き」か「天然」のどちらかは、その後お付き合いが始まれば自然とわかるので、初対面で自慢話をされたからといって、気持ちをザワザワさせる必要はないです!軽くスルーで!
自慢話をするママの心理
仲良くなってから、自慢話が始まるママは、
- 相手にもっと認めてもらいたい
- 相手より優位に立ちたい
- 単純なストレス発散
パターンが多いです。
どちらにせよ、聞いているほうは疲れます。
一度や二度なら、人間誰しも自慢話でガス抜きしたいこともあるので、お互い様。暖かくほめるべきですが、なんども続き、聞いている自分のストレスがたまるなら、やはり何らかの対策が必要かと。
自慢話をするママの本当の気持ち
自慢話は、聞いている相手はビミョーな気持ちになることが多い(本当にすごい自慢話だったら、感動するけど!)のは当然なのですが、なぜ、自慢話好きママは、そういう不都合な真実をスルーして、自慢話を続けるのか。
基本的には、満たされていなくてさみしいのかな、と思います。
子供がママに「聞いて聞いて」と自慢話をするときと心理は同じ。
- かまってほしい。
- 自分を大事に扱ってほしい。
- 大事に扱うべき人間なんだとわかってほしい。
そういう心の叫びが、自慢話という形で表出しているのでは。
自慢話でマウントをとって、優位性を持ちたい、というよりも、純粋に
自分に興味を持ってほしい、自分のことを認めてほしい
という気持ちが根底に強いのかなと。
相手を意のままに操りたいマウンティングママは、自慢話などというまわりくどいテクは使わず、もっと直接的にぐいぐい来ます(笑)。

自慢話の対応法
ママ友コミュニティの中で、ママ友の自慢話にモヤっとしたり疲れたり、そういうことで悩んでいるママもいるかと思います。
ささいなことだけれど、自慢話疲れも、積もり積もると多大なストレスになるのは事実。
ママ友の自慢話に対して、どう対応するか。
基本的には、「すごーい」「さすが」を言っていれば、角が立ちません。
「すごーい」と返してあげるのは、百点満点の対応。
普通のママは、とりあえずそうすれば満足してくれて、その場限りでおさまるものですが、ただ、毎回、毎回、自慢話を披露して、「すご〜い」を要求してくるママ友も、30人に1人くらいの割合でいます(笑)。
近い関係に既になってしまっていると、毎回思ってもいないのに「すごい」を言わなきゃいけない日常…、その苦痛さ、モヤモヤは心中察します。
そういう場合、私は3回目までは
「すごーい」「さすが」
の平常通りの対応。
が、それ以上の回数に自慢話がエスカレートしたら…
「ふーん、そうなんだ」
「へえ」
(✳︎あくまで優しい口調で)
と
「賞賛」→「事実確認によるただの相槌」
に変化(笑)。
「すごい」は絶対に言わない。
事実確認によるただの相槌以上の返しを、暗にぐいぐい要求された場合は
「へぇ、そうなんだ」
「そっかあ」
と、なんども頷く。
笑顔はなし。
話も広げない。
やっぱり「すごい」は言わない。
「同調」はなんどでもするが、「賞賛」するつもりは一切ない。
その気持ちを強く持つ。
それ以上しつこければ
「大変だね」
と。
軽いイヤミに聞こえるかもしれませんが、こちらも天然ぶって、感じよく。
例:昨日は子供がスポーツ大会で優勝して夜までお祝いしてたから、寝不足なの〜。
→そっか。大変だったねえ。
終了。
その話について広げない。
「なんの大会だったの?」とか、「お子さんどんな練習してたの?」とか、そういうことは聞かない。
粘りつよく、それを繰り返していけば、自慢話ママもわかってきてくれます。
このひとに自慢しても楽しくない、と。
「この人、自慢してもあんまり張り合いがないわ」
と思い、やがて他に賞賛してくれる相手を探しに行ってくれます。
自慢話に疲れてしまったら、こういう方法(感じの良い塩対応)で乗り切るのがおすすめ。
私はこの方法で、自慢話ママとの付き合いを薄くしていきました。
逆恨みは気にしない
まれに
「自分の自慢話を聞いてくれなくなった」
という理由で、こちらを逆恨みしたり
「私に嫉妬しているから無視するのね」
とか吹聴する困ったママもいますが、気にしないこと。
周りもバカじゃありません。
そういう自慢ママについては周りもよくわかっているので、
「あ、あの人、ようやくうまいこと離れたのね」
と思うだけです。
楽しくない自慢話に付き合う理由はない
自慢話をするママは、基本的に周りがあまり見えておらず、ちょっとしたトラブルを起こしやすいタイプでもあるので、私は、個人的には自慢話ママとは仲良くなろうとは思いません。
自慢話を聞いている時間というのは、自分が楽しければ別だけど、もしそれが楽しくないのであれば、時間を奪われているのと一緒。
相手のストレス解消、欲を満たすためだけに自分の時間を差し出しているなんて、私には耐えられない(笑)。
なので。
もし毎日のように、ママ友の自慢話に付き合わされて、疲れたり、モヤモヤしてるなら、距離をとることをおすすめします。
もちろん、距離をとる過程で寂しさや、逆恨みなどのリスクがある場合もあります。
私はそういうリスクよりも、自分のかけがえのない時間を取られるほうが辛いので、ママ友付き合いではいつも自分の時間を守る決断をしてきたし、そのほうが結局後悔がありませんでした。
ママ友の自慢話は、ささいな問題と認識されがちですが、悩んでいる当事者にとっては、なかなか悩み深い問題で、人知れず苦しんでいるママもいるのではないでしょうか。
もちろん可愛げのあるものから、深刻なストレスになるものまで、色々ありますが、状況を見極めて、自分がいちばんストレスのない、心地よく過ごせる方法を選んでほしいなと思います!
大丈夫!
あなたが聞かなくても、自慢話ママは次のターゲットを探す旅へとすぐに行きますから!