優しいママとはどういうママか
ママになって日々、必死に子育てしていて、どうしてもつきまとう悩み。
それは、
「私って優しいママか?」てこと。
ほとんどの、頑張っているママたちが
「優しいママじゃねぇ…」
とため息をついているのではないでしょうか。本当にもう、毎日頑張ってがんばって子育てしているのに。
私も子供が生まれてから、ほんと
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっと
「私は、優しいママ?じゃない…」
「優しいママになんかなれない」
と思ってきました。

「優しいママじゃない」と思う理由
なぜ、自分が「優しいママじゃない」「優しいママになれない」と思うのか。
色々な理由を考えました。
- スケジュール優先で、子供の気持ちを置いてきぼりにしてしまう
- ママとしてやるべきことが多すぎて、スムーズじゃないとイライラしてしまう
- 子供の話に、耳を傾けてあげられていない
- 疲れていると、より子供にきつい調子になってしまう
- たいしたご飯を作ってない罪悪感
- 誕生パーティーやクリスマスなどのイベントの盛り上げが下手
- 兄弟喧嘩は理由も聞かず、ただ叱る
などなど。
「余裕がないことからくるイラつき」と「ママっぽいことが苦手」
この2つが大きい気がします。
そこから生じる罪悪感→私って優しくないママ
という図式になっている気がします。。

余裕を持つことが難しい
実は私、上の子が3歳の頃、長年続けていた仕事を辞めて、専業主婦になったのです。
専業主婦になった理由は、下の子も産まれ、あまりにも日常に余裕がなくなり、心身ともにパンクしそうになったから。
子供たちを保育園に送る朝から、ずっとずっと怒ってばかり…。
今思えば、3歳児が自分で支度を完璧にできるわけないのに、
「とにかく自分でやって!早く!」
と叱りつけてばかりいたのです。かわいそうなことしました…。
仕事を終えて二児をお迎えに行き、帰宅して夕飯を作ろうとしても、子供たちがぐずりはじめ。そこでもかなり怒ってしまい…。
ただでさえ、子供と過ごす少ない時間なのに、気づけば怒ってばかり。
そして自分の段取りが悪く、子供の生活時間帯も乱れてゆく…。
上の子としっかり向き合えてない罪悪感も強くて。
このままのペースで、子育てを進めるのは難しい、と判断し、仕事は辞めました。
仕事を辞めたことで、怒ることが減り、叱ってばかりで不安定だった上の子も落ち着いたので、結論から言えば、その選択は私にとっては良かったと思っています。
しかし、まあ、専業主婦として子供たちとじっくり過ごす日々、月日が経つにつれて…
やはり、同じように、朝はガミガミ怒ってる…!
変わらないじゃん。と思いました。
どんな状況でも、子育てが大変なことには変わりない…。
ついつい余裕なくなってしまうのは兼業も専業でも同じだ…。と思いました。

優しいママになれなくとも
もちろん、いつか優しいママになりたい、といまだに(懲りずに)思ってます…!
でも現状、もう、きっと私は、ガミガミしたりしながら、子育て頑張っていくんだろうなあと思ってます。
(過度な理想は捨てました)
完璧に優しいママになれなくとも、こころがけようと思っていること。
- 「大好き」「大丈夫」「味方だよ」という
- 子供の話はできる限り真摯に聞く
- 自分が悪いと思ったら、子供に対してちゃんと謝る
完璧にできてるかと言われるとかなり微妙ですが、まあなるべく、この3点は心がけてます。
「好き」とか「味方だよ」とか、口に出すのが、最初はかなり苦手だったのですが、育児の本に
「直接言わないと、子供には伝わりません。以心伝心は、大人側の甘え」
「子供が安心できる言葉を、ちゃんと伝える」
ことの大切さが書いてあり、響きました。
「可愛い」とか「素敵」とかポジティブな言葉も、思ったときにすぐ伝えるようにしています。
逆に、「できないな」と諦めたものは
- ちょっと待ってと言わない
- イライラしない
- 動画見せない
あたりですね…。これはもう、諦めました(笑)。
ちょっと待っては毎日の夕方連発するし、部屋が散らかってたり、こどもが喧嘩してたらそれなりにイライラするし、こちらが集中して作業したいときはDVDやyoutube見せてます(笑)。
完璧なママなんて無理ですよ。
きっぱり諦めることを決めたら、少し気持ちが楽になりました。

ママたちは自分を責めすぎないで
世の中のママたちは、これでもか!というほど育児に家事に頑張ってくたくたで、そんな中、子供がぐずったり、言うこときかなかったり、ジュースこぼしたりしたら、そりゃイライラと怒りたくなるのは当然。
でも、怒ってしまったあと、多くのママたちは罪悪感に苦しめられてしまう。
今思うと、子供に感情的になって怒ってしまうときって、ほぼ100パーセント、ママの心身が限界まで疲れている状態の時だと思うのです。
そういう時は、子供を安全な場所に置いて(DVDでも見せて)、別室で、ママはひとりで落ち着く時間を少しでもとるべき。
「怒ってしまうときは、ママの休めのサイン」
とぜひ思ってほしいです。
罪悪感で、さらに自分自身を追い詰めても辛さが増すだけ。
私は、子育てで思い悩むことが多く、自分の気持ちを整理したい、この悩みの正体を知りたい、と心理カウンセラーの講座を受け学んでいくなかで
「やはりママが楽しく子育てするためには、家事育児に追われすぎず、もっとリラックスできることが大事だ!」
と強く思いました。
もし、今、「私は、優しいママになれない」と思うママがいるならば、「ママが、まずは自分自身に優しくしてあげて」と言いたいです。
ママは十分すぎるほど、日々頑張っているのです。本当に。
どうか、自分自身をいたわる気持ちを持って、自分を大事にしてください!