ママ友との話題、基本的にありません
ママ友との話題。
みなさん、何話してるんでしょう?
スイミングに子供たちが通っており、プールの上の見学するスペースで私はぼっちママらしく、じっと子供たちの様子を凝視しているのですが、その横のスペースで、いつもずーーーっとおしゃべりに花が咲いているママ集団がいるのです。(よその学校のひとたちなので顔見知りではない)
「すごい。なぜそんなに話しが続くの…っ?」
いちど、注意深く話題の内容を聞き耳立ててました。
なんと全員が全員、自分が話したいことを話しているだけでした。
THE・投げっぱなしスタイル(笑)!
でもわかる(笑)。女子って、それだけで楽しい生き物なんですよね。
別に、熱心に聞いてもらわずとも、自分が思っていることバーっと言えれば、それって最高のストレス発散なのか。
しかし。
残念ながら、私はなかなかそういう輪に、上手に加われません。
なぜかというと、どうも、聞き流すのが苦手で…。
自分が発した言葉はちゃんと受け止めてもらいたい(うざい)。
相手の言葉を流す神経の太さもない、流せない。(⇦そう思っているけど、家族とかはそう思ってないかも)。
どこまでも自由で、無責任で、勢いのあるガールズトークが、気質上苦手なのです。
そういう風に色々と、はなから諦めているスタンスではあるのですが、
それでも、やっぱりママ友と会話をしなくてはいけないシチュエーションは、あるわけで。
そして、毎回、
話題ないよ…どうしよう…どうこの場を乗り切れば…
とモタモタするわけです。

ママ友との話題をひねり出す
当たり障りないママ友との会話の代表格は、
- 天気の話
- 学校行事の話
- 小児科や耳鼻科などのご近所情報交換
経験上、このあたりですかね。
それでも、ディスり系の話(あそこの耳鼻科、最悪!みたいな)はしないように気をつけます。もしかしたらその耳鼻科をすごく信頼してたりするかもしれないし。
でも、このあたりの会話って、当たり障りがない分、
「そうですよねー」
「うん、そうですよね…」
で、すぐ終わる。間が持たない。
相手がおしゃべり好きなママなら、そのままトークをお任せしてしまうのが一番ですが、そうでない場合は、どうしよう、と心の中で焦ります。
で、必死で何かひねり出そうとするのですが、案外どれもこれも気を使う話題が実は多い。
- 子供の話題
成長の度合いとかも含めて、意外と気を使います。まあ、子供の愛あるドジ話とかなら、ほっこりした話題ですが。
- 習い事の話
これも、意外と難しい。
どういう習い事をさせてるか?て結構、家の経済事情、子供の発達度合いで変わってくるので、うっかり話した習い事事情で、余計なライバル心や嫉妬心をあおらないよう注意が必要な話題です。
- お受験の話題
かなりNG案件。
ただ、「○○ちゃん、お受験するんですって」
「えー、どこ受けるの?」
みたいな話題って、絶対盛り上がるんですよね…。
でも、無責任な情報流すのもアレだし、とにかくこういう話題に関わって、良いことはあまりありません。持ちかけられても、へえ、と興味なさそうにスルーするのが賢明。

健康情報、美味しいもの情報は有益
私は話題がなくて困るとき、自分の健康ネタを話します。
といっても、
”健康でいたいので、朝早く起きてランニングして、週末はヨガもやってます”
みたいな意識高い系ネタではありません
(実際にも、そんなことしません。意識低い系主婦です)。
「最近、疲れが取れなくて…夜更かしばかりしてしまってだめね」
「子供が寝静まったあとにお菓子がやめられなくて、2キロ太ってしまって」
「髪の毛のパサつきがひどいから、今まで使っていたシャンプーを変えなきゃいけないみたい」
みたいな、相談系ネタ。
すると、相手も大体、「ああそういえば私も、」と同じような健康ネタを振ってきてくれるので、会話が続く(笑)。
知らない情報を教えてくれたりすることもあり、価値ある情報交換の場になったりも。困ったら健康悩み系、おすすめ。(あまりヘビーすぎないやつね)
美味しいものの情報も良し。平和です。
「近所にできた和菓子屋の栗饅頭が美味しかったの」
「なかなか手に入らない〇〇のお菓子はあそこのスーパーで手に入るよ」
庶民的な美味しい系の話題はほっこりします。
話題がないと悩むママ、個人的に好き
ママ友と話題がないなあ。。
と悩むママは意外と多い気がします。
または、そんなこと悩んだことない!という社交的なママもいるかもしれませんね。
私は、口下手で話題の足りない自分のことを
「たいした話題も提供できない、なんてつまらない人間だ」
と落ち込んだりもしましたが、最近、年齢を重ねてきて思うのは、
話題がないと悩む人は、きっといい人なのかも
ということ。
少しずつ、肯定的に捉えられるようになってきました。
私自身、だれとでも元気に淀みなくしゃべれる人より、ちょっとずつ、探るように会話を積み重ねていける人と、だいたい仲良くなれます。
相手のことを思いながら、おそるおそるキャッチボールを続けられるひとは、意外と好感をもって受け入られていたりするのです。大人になると、特に。
最近、年齢を重ねて思うのは、
「自分がもっていないものを嘆くより、自分が持っているものに目を向けよう」
ということ。
そう思ったら、自分が思う自分の至らなさにも、少しだけ優しい気持ちで向き合えるようになり、結果的に、他人に対しても寛容になれた気がします。
ママ友との関係や話題に悩んだりしながらも、自分の生き方もちょっとは認めてあげて、自分らしく進んでいきたいですね。