ママ友からのマウンティング体験。そこに潜む理由と心理メカニズムとは?

マウンティングって本当にあるの?

ママ友界にはマウンティングがわんさかあるらしい。。

ママになる前から、それは噂で聞いてましたが、比較的神経質な人(⇦失礼)が、ママ友との関係で緊張感を持つなかで、つい被害妄想的に捉えてしまうのかなーとか思ってました。

実際はですね。。

「そこまでない」というのが実感です。

鈍いっていうのももちろんある。

ですが、ごくフツーに生活している中で、そこまで鼻息荒くマウンティングを仕掛けてくる人は、やっぱりあまり見かけませんでした。

でも、女同士ですから、それマウンティングされただの、どーだのしょっちゅう騒いでいるママ達も、いたことは事実です。

そういうのに敏感な人ほど、マウンティング地獄にはまっている印象を受けました。

ただ、それでも、いくら鈍くても

「あれっ⁉︎」

と思ったことが、一度だけあって。

そのお話をしたいと思います。

ママ友のマウンティング実体験

幼稚園の年少クラスに入園したわが息子。

入園後1カ月が経過して、幼稚園に少し慣れてきたころ、息子の口から、同じクラスにいるある女の子の名前がよく出てくるようになりました。(Aちゃんとします)

「今日、Aちゃんと遊んだの。」

「Aちゃんと一緒にごはん食べた。」

など。

そうか、私の息子も仲良くできるお友達ができたんだな、よかったと思いました。

そこで、Aちゃんのお母さんに会った際に

「息子が、Aちゃんと遊んでもらっているみたいで、家でお話しています。これからもよろしくお願いします。」

とごあいさつ。

すると、Aちゃんのお母さんは

「ああ、うちの子人気者だから。いろんな男の子と話をしてるよ。あなたの子供は知らないけれど。」

とのこと。

OH!NO!


本当にそうなのかもしれないけれども、私は同じ幼稚園に通うママ友として、ただあいさつしただけYO!

これは…

「私の子供はあなたの子とはレベルが違うのよ」

というマウンティング?

こ、これが、世に言うマウンティング?

と洗礼を受けました(笑)。

マウンティングと、育児の余裕の有無

それにしても、このママは、なぜこのような発言を…?

悪気がなさそうなだけに、ちょっと戸惑いつつ、色々考えました。

私のあいさつに形だけでも

「そうですか。こちらもよろしくお願いしますね」

と言えない訳って、何だろう?と。

すると、このママは生活が忙しくて余裕がないのかもしれないな…ということがわかってきました。

Aちゃんのママは、いつも小さい赤ちゃんをだっこしてAちゃんを送り迎えしています。

2人の子供の世話が大変で、ママ友にはなかなか気を遣う余裕がそもそもないのかも…。

それで、思ったことを口走ってしまう。

だから私のあいさつにも

マウンティングめいた、本音丸出しの表現で答えることになってしまうのではないでしょうか。

そんな状況をわきまえて、私もお話しないといけないなと思いました。

マウンティングは「誰よりも自分が1番」という深層心理?

誰でも、自分や自分の子供が、1番だ!と思いたい部分がちょっとはあるはず。

「みんないい」ではなく、「誰よりもよりよくありたい」。

特に、幼稚園の頃は初めての子育てでみんな、少なからずそんなことを腹では思っている…!と言っても過言ではないはず。

(小学校に上がると、上には上がいると色々現実が見えてきます…)

でも、みんな普段はそれを隠している。

(分別があるし、余計な争いは避けたいですものね)

それがうっかり表面化してしまうのがマウンティングかも。

どうやってそれが表面に出るかというと、

自分に余裕がないとき。

私の体験したこともAちゃんママに気を遣う余裕がなくて、うっかり本音が出ただけであるとわかれば、まあ仕方ないか、とあきらめがつきます。

多分私も同じ立場になったら、知らず知らずのうちに誰かに失礼なことをするかもしれません。

というか、すでに過去に色々な失礼な(相手からしたらマウンティングに捉えられた可能性もある)ことをやってきて、誰かを不快にさせていたかもしれない。

でも、自分の態度に気をつけることはできます。

私たちは、自分のやっていることがマウンティングになっていないかどうか、自分自身で注意するしかありません。(誰も指摘してくれない!)

その鍵は、やっぱり心の余裕かな、と。

日々忙しい生活の中、余裕を持って暮らしたいものです。