ママ友付き合い疲れる。その切実な理由、3つ。

ママ友付き合いに息切れしていた

私がもっともママ友付き合いで息切れしていたのは、幼稚園ママ時代。

第一子のときです。

「ママ友、いらない。こわい、だけど、幼稚園生活ってそういうわけにもいかないらしい…」

とにかくビビってました。

入園後は、とにかく、なんとかうまくやっていこうと必死な毎日。もともと人付き合いにすぐ疲れてしまう性格なので、毎日、夜にはぐったり。明らかにキャパ越えの日々でした(笑)。

人付き合い、楽しいって思えるときも多いんですよ。

ママ同士で、他愛のないこと喋ったり、子供の悩み共有することで、救われることもあるじゃないですか。

でも、楽しいなと思って帰ってきても、その後は、どっと疲れてしまって。

楽しんでいるはずなのに、どうしてこんなに疲れるの?

当時は悩みました。

ママ友付き合いに疲れる理由1:気を遣う

気のおけないママ友、言いたいことを言い合えるママ友。

世の中に、本当にそんなママ友って存在するのかな?

私は…親しい仲にも礼儀あり、なんでも言い合えるママ友はなかなかいないと思ってます。(特に幼稚園時代は)

実際、仲良くなりすぎて距離感を見誤り、つい失礼な発言などがきっかけで仲が悪くなってしまったケースを見たことがあります。

ママ友って、やはり普通の友達とは違います。

ただ、呑気にお互い、あーだこーだ喋っているように見えても、

生活背景、子供のこと、その他諸々。色々なものを背負っているママたち。

色々な考え方、それぞれの自尊心があり、やはり不用意なことは言えない。

だから、すごく気を遣う。

失礼なこと言ってなかな、

傷つけるようなこと言ってないかな、

無神経な発言していないかな、

あのときってこういう返答でよかったのかな、

もっと違う言い方がよかったのかな、、、

エンドレス。

以前、よく読んでいたブログのママブロガーさんも、

「家に帰ったあとで、あんなこと言ってよかったかなとか大丈夫だったかなとか永遠に反芻してしまう」

と書いてあり、「あ、私だけじゃないんだ!みんな同じなんだなあ!」と思いました。(ほっとした)

「口は災いの元」。

楽しくおしゃべりしているようでも、やっぱり、とても頭をフル回転させて、気を遣います。器用じゃないので、それだけで疲れちゃうのです。

ママ友付き合いに疲れる理由2:興味ないけど興味のあるフリ

ママ友との会話って、だいたい15分くらいすると、キツくなってしまう。

子供のこと、先生のこと、小児科のこと、幼稚園選び、予防接種、習い事、ランドセル選びetc。。

もちろん、話題に興味はあります。

だけど、どちらかいうと、一人でネットで調べて、夫と相談して、子供に話して…という感じで、事足りる性格の私。

ママ同士の口コミ交換を、正直そこまで必要としていない。

だから、そういう情報交換トークを延々とする感じは、飽きてくると、本当に辛くなってしまいまして。

(飽きてくるタイミングで、むしろ井戸端会議は熱を帯びてくるのも辛い)

はやく帰って、一人でだらだらスマホ見て昼寝したいな…。

でも、場の空気を壊すことはしたくない、中座するタイミングがわからないしその勇気もない。

「へーっそうなんだぁ」

「知らなかった、それでそれで?」

などと興味のあるフリをしてしまう(悲)。

こういうトークが、何かしらバザーとかPTAの集まりのときにされると、さらに逃げ場がない。仕事が終わらないうちは帰れない(涙)。

仕事早く終わらせて帰りたい、けどみなさん楽しそうにお話に花が咲いているのでなかなか作業が進まない。

そして、帰ってきてぐったりしてしまう、というなんとも「生き方の不器用さ」を露呈してしまうのです。

ママ友付き合いに疲れる理由3:子供のためという謎の負荷

ママ友付き合いをなぜするか?

  • 単純に同じ境遇のママと喋るのが楽しい:10%
  • 子供のため:90%

くらいが、私の中の配分。これは、人によって違うのだろうけど。

子供のため、と思うと、色々がんばって我慢しがちなのがママの性(さが)。

でも、ママ友付き合いって、あまり子供同士の関係には影響ないですよね。

子供は、自分で選んで、遊ぶ子を見つけますから。

どちらかというと、

「ママコミュニティで、失敗したくないプレッシャー」

が大きいのかな?

別に、ママコミュニティで失敗していいじゃん。と今なら思います。

少しくらい浮いたって、嫌われたって、気にしなければそこまで困ることないです(笑)。

でも、当時新米幼稚園ママだった私は、必死でした。

失敗しちゃいけない、つまづいちゃいけない(子供ではなく、私が)。

そうやって緊張して消耗していたこと、もったいなーと、今なら思います。(でも時間は巻き戻せないからね。)

タイムスリップできたら、

「そこまで肩肘はって頑張らなくていいよ、あなたが頑張ろうと頑張らなくとも、別にこどもには影響ないよ、こどもは勝手にやってくよ」

と言いたいな。

ママ友付き合いは、楽しいと思える範囲まで

ママ友付き合いも、ある範囲までは

楽しい、発見がある、新鮮、ストレス解消になる、

というプラスの要素もたくさんあります。

それが楽しくて、寂しさが消えるから嬉しくて、深入りしていくと、ちょっとずつ、ママ友付き合いの面倒さや悩み、トラブルに巻き込まれてしまう気がします。

私がママ友付き合いで学んだ極意。

ママ友付き合いは、ちょっと物足りないかなー。くらいで、止めておく。

あくまでママ友はママ友。

もちろん、時間が経過して、ママ友が親友に変わる可能性だってある。でもそれはずっと先の話。

いまは、ほどよい関係、距離感をキープして、うまくやっていくことが、バランスの取れた関わり方なんじゃないかなと思います。

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